This land is your land, this land is my land
From California, to the New York Island
From the redwood forest, to the gulf stream waters
This land was made for you and me
オバマ 大統領が誕生しました
いつ聞いてもうまい演説です。
演説を聞きながら、ウディ・ガスリーの「我が祖国」を思い出しました。
ウディ・ガスリー(1912~1967)は1929年に始まった大恐慌、ルーズベルトのニューディール政策、その復興、ⅡWW、公民権運動とめまぐるしく変化するアメリカに生きました。
彼の歌は後にボブ・ディランをはじめいろいろな人たちに影響を与えたことは言うまでもありません。
それらの人のことを「ウディ・ガスリーズ・チルドレン」と言いますよね。
私が敬愛するフォークルも彼のチルドレンと言っても過言ではないでしょう。
ガスリーはアメリカの労働者たちの悲哀を歌いました。我々はプロテストソングの元祖だと思っていますが、決して過激な言葉ではなく、貧困や差別に苦しむ労働者の気持ちを歌ったのでした。
1950年代初頭のロックの黎明期の功労者でもあります。
1964年に制定された公民権法から44年。
大統領就任は2009年1月ですから、公民権法から45年目にして始めて黒人の大統領が誕生したと言うわけです。
自分たちの大統領を直接選ぶことが出来るアメリカ国民をちょっぴりうらやましく思いました。
(選挙人という解りにくい制度ではありますが・・・)
We shall overcome We shall overcome We shall overcome someday Oh deep in my heart I do believe We shall overcome someday |
ジョーン・バエズの歌でとても有名なうたですね。
ピート・シーガーらによる「勝利を我等に」です。これは「我が祖国」と私の中では対になってますので・・・・・・・
オバマ大統領になりアメリカはどのようにChangeされていくのか、興味深いものがありますね。
願わくば、わが国の代表が彼にひけをとらない堂々とした人でありますように。
決して、ポチなどと言われませんように
多恵子