中村鋭一・トークディナーショー♪♪ | 土谷多恵子のRADIO DAYS

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業界歴ン十年の(笑)土谷多恵子が、目にし耳にした放送裏話や、古今東西洋邦問わず、音楽についてのウンチクをご披露します。ついでにABC「ドキハキ」のことも・・・・

昨夜、大阪梅田のホテル阪急インターナショナルで「中村鋭一・トークディナーショー」がありました。

500人近くのお客様で宴会ルーム満員でなかなか盛況で楽しい一夜でした。

77歳11ヶ月と言う高齢にもかかわらず、現役時代さながらのおしゃべりの迫力に脱帽です。

いつもながら、「鋭ちゃんの世相を斬る!」は面白かったです。(ラジオよりお客さんを前にしたほうが面白い!!)

ちょっとピンボケですが、お許しください。携帯で慌てて撮ったもので・・・・・


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浜村淳さんと弁士の話から演歌の司会の話を・・・・・・・ここでも中村さんはアカペラで何や古い歌をうたっていましたなあ~~むかっ浜村さんは軽くそれを流してましたわ。最期は万葉集の話をして・・・・鋭ちゃんまた歌を朗詠してましたわ!!



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キダ・タローさんもゲストとして登場!!ここで私の年来の大きな絶対疑問が解決しました。「六甲おろし」ですが、中村さんの歌う「六甲おろし」と道上さんの歌う「六甲おろし」の違いです。私は道上さんの方で歌うのですが、いろいろな譜面を見てもみんな中村さんの方の「六甲おろし」の譜面です。でも、私は道上さんのほうが正しいと年来言い続けてきています。いったいどっちが正しいのか!?

ずばり、道上さんの方であるということが判明しました。


音譜輝~く わが~名ぞ 阪神 タイガース音譜と元祖六甲おろしの中村さんをはじめ皆歌ってますが、正しくは

音譜輝~く わが・名・ぞ 阪神タイガース音譜です。作曲をなさった古関裕而さんの楽譜はそうなってるのだとか・・・・


では、何故みんな間違ったのか!!


それはタイガースが昭和10年末に創立され、その直後昭和11年に「大阪タイガースの歌」として「六甲おろし」は誕生するのですが、その時レコーディングをしたのが、中野忠晴さんでして、たった200枚のレコードが完成します。その一枚を先日も聞かせてもらったんですが、中野忠晴は中村さんと同じように歌っていましたので、

「ええっ??」と私は思ったのです。そしたら、道上バージョンが間違いかあ??と・・・・・・・・

実は、中野バージョンが楽譜どおりでないということが昨日のキダさんのお話で分かりました。何でも、昭和11年のレコーディングの折、古関先生は所用で立ち会えなかったので、間違いを訂正しないままレコードが出来上がってしまったんだそうです。後にレコードにする時、中野バージョンをコピーしていったから、そういうことが

まかり通ってきたんですね。古関先生は怒ってられたとか・・・・・・のばしたらシャキッとしないことは確かですものね!!

皆さん、譜面どおり道上バージョンで歌ってください音譜音譜


そして、次に登場したのが



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吉田義男元監督野球野球阪神の話などで盛り上がり、


最期は応援団の皆さんと「六甲おろし」の大合唱音譜 風船飛ばしましたわ祝日・・・・・


         

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会場にはこんな顔も・・・・・

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成瀬画伯、今井一さん、う~みも・・・・・・


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国定浩一さんも・・・・・



あ~楽しかった合格合格クラッカークラッカー



                          音譜 多恵子 音譜