オヤジバンド♪♪ | 土谷多恵子のRADIO DAYS

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業界歴ン十年の(笑)土谷多恵子が、目にし耳にした放送裏話や、古今東西洋邦問わず、音楽についてのウンチクをご披露します。ついでにABC「ドキハキ」のことも・・・・

思いがけなく見た「熱血オヤジバンド・バトル」なる番組。


日曜日の夕方でした。


40代から50代のオヤジバンドのコンテストで、ロックあり、ブルースあり、フォークあり、サルサまで・・・・・


思わずテレビの前で固まってしまいました。

結構うまいんです。


審査員は音楽評論家の萩原健太さん、そしてハルオフォンの近田春夫さんなどでした。


その中で、近田さんが言ったことにすごく共感したことがありました。

「昔、音楽をやっていたオヤジたちが、今、またあっちこっちで、バンドを組んで、再び活動を始めているが、

そんな中から大ヒット曲が出てくる可能性があるのでは・・・・・・・」と・・・・・


番組の中で、楽器店やCDショップに取材が出ていました。

楽器店の人が言ってました。

「昔買おうと思っても買えなかった好きなアーティスト・モデルのギターなど、そろそろ余裕が出てきた

おじさんたちが買えるようになって、結構3大ギタリスト・モデルの高いギターなどがよく売れるんです。」と・・・・・・・

エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック・モデルのギターをおじさんたちは買うんですね。

すご~~~いキラキラ


CDショップも1960年代70年代80年代のレコードの時代のアルバムなどをCD化したものが売れてるようですし、

専門ショップが誕生しているんだそうです。


私なんかもいっぺんにはいきませんが、昔大切にしていたアーティストのアルバムをCDで、買いなおしていってますものね。

みんな考えること一緒ですわ!!


近田春夫さんが言ってること本当に同感です。

1960年代の終わり頃から、みんなアマチュア・コンサートをしたじゃないですか。

その中から岡林もフォークルも二郎さんもアリスも誕生したのですから。

もっと言えば、拓郎も陽水も、みゆきもかぐや姫も、小田さんも・・・・みんなみんなそうなんですから。


オヤジ・バンドが当時のようなうねりを起こさないともかぎらないかな?と・・・・・・


でもまあ、若い頃のあの感性を求めるのは無理ですから、それはそれなりのうねりでしょうが・・・・・・・


一曲ぐらい大ヒット曲がでたらいいのになあ~~と切に思います。


そうかと言って、大泉逸郎の「孫」みたいなのはちょっと違うと思いますし、ねえ。


前川清さんの新曲、正やん、伊勢正三さんが提供していますが、あんな感じかな??と・・・・・・


それから、もう一つ。

女性たちも参加してほしいなあ~と・・・・・・・


京都の「懐かしのフォーク同窓会」も女性グループは少なかったと思います。

茶木さんや高田恭子さんは参加していましたが、彼女たちはプロになった人たちです。そうじゃなくてアマチュアのままで

また始めたいという女性たちがもっとあってもいいのでは?と・・・・・・


おじさんばかりが楽しむのではなく、男女ともに当時のように楽しめたらいいのにと思うんです。


期待します。


                              音譜 多恵子 音譜