ラグビートップリーグ金秀隆選手 20 (昨日の試合結果は?先発出場)
ラグビートップリーグ金秀隆選手 21 (ラグビー雑誌に大きく掲載されました)
ラグビートップリーグ金秀隆選手 22 (明日先発!プレーオフ準々決勝vs神戸製鋼戦)
ラグビートップリーグ金秀隆選手 23 (結果は?先発出場!プレーオフ準々決勝vs神戸製鋼戦)
ラグビートップリーグ金秀隆選手 24 (秀隆選手のコメント!プレーオフ準々決勝vs神戸製鋼戦)
ラグビートップリーグ金秀隆選手 25 (準々決勝観戦したOBの感想)
↑(1~25まではこちら)
トップリーグ 金秀隆選手(大阪朝高→朝鮮大学→クボタ)
秀隆(すりゅん)に続け 朝鮮大ラグビー部2021年春
↑引用元:ラグビーリパブリックより
トップリーグ、クボタスピアーズの快進撃が続いている。5月9日のプレーオフトーナメント準々決勝では、神戸製鋼コベルコスティーラーズに挑み前半からリード。途中、司令塔を欠くも、後半に再逆転で23-21と勝利し、初の4強入りを決めた。
最後尾でチームに貢献しているのが、入団2年目のユーティリティBK金秀隆(きむ・すりゅん)。関東大学リーグ戦2部の朝鮮大から2020年春、クボタへプロ契約を結び加入した。
トップリーグ2021リーグ戦、レッドカンファレンスの第1節。宗像サニックスブルース戦でFBとして先発デビュー。以来、リーグ戦7試合とプレーオフ2試合の全てで先発、しかも80分間フル出場を続けている。ディフェンスで汗をかくと同時に、持ち前のランで2トライを決めている。
秀隆の活躍に刺激を受けているのが母校、朝鮮大ラグビー部だ。今春、卒業したメンバーから主将の夫善紀(ぷ・そんぎ)がトップイーストBの日立製作所サンネクサスに入団するなど4名が社会人でラグビーを続けるという。
クボタの準々決勝前日、朝鮮大グラウンドでは22名が練習に励んでいた。11名ずつに分かれてタッチフット中心に2時間の練習。基本のパスやオフロードパスでつなぎ相手を抜く。ブレークダウンで2人目がサポートに早く入る。4、5名ずつの対戦ではゴール前5メートルでトライを取り切ることに取り組んでいた。
今春、8名の1年生が入部し25名となった。8名中、今年1月、全国高校大会で4強に進出した大阪朝鮮高から6名、東京朝鮮高1名、愛知朝鮮高1名という内訳。大阪のラグビー部出身者は8名が朝鮮大へ進んだが2名がまだ入部していない
左から金洸羽、鄭善甫、金秀鎮、許恭旭、閔宰東、金智成、姜征勲、金洸寿(撮影:見明亨徳)
タッチフットの休憩中、円陣で秀鎮が仲間に感じたことを話す。「相手との間合いをもっと考えてプレーしよう」。1年生だが上下の関係なくコミュニケーションを取っていた。
秀鎮が話す。「お兄ちゃんからはいつも『朝鮮大のラグビーはどうって』電話があるけど『ぼちぼち』と答えています。最初、朝鮮大に行くことは決めていたけどラグビー部に入る気持ちは無かった。お兄ちゃんたちが『朝鮮大のラグビーを守りたい』と話しているのを見て自分もとなった。お兄ちゃんは一人一人が発信していくことが大事と言います。同期を『朝鮮大でラグビーを続けよう』と誘ったので自分がやめるわけにはいきません」