タブレット端末を使い、地球上の雲の様子と気象について学ぶ朝鮮学校の子どもら=2019年9月29日午前9時4分、静岡市駿河区中島、阿久沢悦子撮影
朝鮮学校で初の公開授業、静大生らが教える
静岡朝鮮初中級学校(静岡市駿河区中島)で29日、初の公開授業があった。保護者や地域の人たち約40人が参観する中、子どもたちは日本の学校の元教諭や大学生らに英語、日本語、理科を教わった。
小4~6年の8人を対象にした理科の授業では、県内の大学生でつくるコリア文化研究会(仮称)のメンバーらが教壇に立った。タブレット端末に地球の全景を映し、雲の動きを観察。地上から見た風景がどの場所にあるかを推理させた。
子どもたちは「アフリカ大陸には雲が少ない」「北半球は西から東へ雲が流れる」などの法則を発見、意見を出し合った。崔愛華(チェエファ)さん(11)は「新しく知ったことがたくさんあって、楽しかった」。
※全国でこういった交流が増えればいいですねー