朝鮮学校のある十条駅前でのヘイトスピーチの様子 3 (現場にいた方の感想) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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朝鮮学校のある十条駅前で、本日ヘイトスピーチが行われました!(東京中高周辺での様子) 

 

朝鮮学校のある十条駅前でのヘイトスピーチの様子 2 (もう「一緒に生きている!」)

 

 

の続き

 

 

 

李 星燦トンムのFBより 5月18日アップ分)

 

 

 

 

ツイッターに上げた内容を。

十条駅前で、生では初めてヘイトvsカウンターの現場を見れたので、感想を少々
まずは全く機能していない(権力がさせていない)「解消法」とやらの存在はどこへ、というそもそもの思い
なぜ許可を?まあ法理念を自ら破り捨てるのはこの国の十八番のようなもので、僕らはそれをよく知っているわけだが

そして現場の印象、
ああカウンターも成熟したなと
「ヘイトは言論ではない、叩き潰せ」感(完全に個人的主観ですが)のあった以前よりはるかに理知的・自律的で、
聞くに耐えない雑言を人・声で囲い込みながら周囲に「お騒がせしてすみません、近寄らないで」と配慮…
参加された方々には頭が下がります

次、下校時間を狙われたので学生たちを遠ざけたが、
そこにここまでコストを割かせたこと、不安を与えたことに、
やはりたかが戯言にもそれだけの恐怖と憎しみを撒き散らかす効果があるし、
当事者として、呆れることもできないくらいの強い怒りと憤りを胸に膨らませた
関係者各位、お疲れさまでした

ヘイト-カウンターをどう見るか
ヘイトに関して、やはり差別言動とかの表象云々ではなく、これは(当局の歴史的な、意図的な)政策の誤りが生んだもので、その根本が正されるべきだし、そのために自分は闘いたい
ヘイトスピーカーに当事者が顔を見せるのは喜ばせるだけ、自らカウンターに立つ必要は無い

また彼らの主張(ほぼ寝言に過ぎないが)に耳を傾ける必要もない、だから怒ってあげるにも値しない、
徹底的に蔑み憐れんであげよう、
しかし、愛する我らの子供たちやこの社会を貶めた罪は、しっかり償ってもらおう
だから馬鹿にするだけに終わらず、その顔と名前をしっかり記憶して、必ず清算させよう

最後に、
子供たちに見せる必要は無い、というが、そこだけは慎重に、異議を唱えたい
純心を守りたい優しさ、見せることを躊躇う理由ももちろんわかるが、やはり今のこの社会に起こっていることをちゃんと見届けさせることは大事で、それでこそ社会を担い変えうる次世代が育つのだと思う

もちろん剥き出しの憎しみには幼い純心たちを決して触れさせてはいけないが、
今時中高生は(特に朝鮮学校生徒は)立派な感受性と芯を持っているはず
しかと見よ、これがこの社会の現実だ、朝鮮人を生きる憎しみも良心もある、
悩んでもいい、自分で受けとめろ、と、もう少し信じてあげてもいいのでは

その信頼こそが、彼らをしっかりと自分の足で立つ人間に育て守るだろう
矢面には立たせず、しかし闘いの現場・敵の醜悪さ・先輩たちの頼もしい姿は見せてあげること、
万一その芯が揺らいだり折れそうな時に、支えてあげること、それこそが我々大人たちの役割だろう
以上、良い機会だったので!

 

 

 

 

 

 

 

 

今後はやめていただきたいですね