(ソン チャノさんのFBより) 10月12日アップ分
在日コリアンサッカー界にとって、
2017年は厳しい年になりそうです。
●FC KOREA ⇒ 関東2部リーグからの自動降格は免れたが、都道府県リーグのクラブと入れ替え戦(降格)の可能性有り(全日程終了、10チーム中8位)
●朝鮮大学校 ⇒ 関東大学2部リーグから降格危機(現在最下位、残り6試合)
●東京朝鮮高校 ⇒ T1リーグから降格危機(現在10チーム中9位、T1から関東プリンスリーグへ昇格チームが出なければ降格)
しかし、これは全て我々自らが招いた「結果」であり「必然」です。
「昔は強かった」
在日サッカー界の先輩、同世代の方から、良く聞く言葉です。
当然です。昔、日本でサッカーはマイナースポーツでした。
しかし、朝鮮学校では、小学校4年からほぼ全ての男子生徒が、強制的にサッカー部に所属しなければならない状況でした。
朝鮮学校の生徒も今よりもはるかに多く、日本の子供たちと較べて、サッカーが上手いのは「必然」でした。
しかし日本は、日本サッカー協会の地道な努力、Jリーグの発足などで、サッカー人口が増え、今や6大会連続でW杯に出場する「サッカー強国」になりました。
今の日本代表について、とやかく言う人がいますが、第三者の視点からみると、「驚異的な成長」を遂げています。
これは、日本サッカー協会だけでなく、日本全国にある町クラブで指導している指導者たちの「成果」です。
昨日、観戦した関東大学リーグでも、明らかに朝鮮大学校の選手よりも、国士舘大学の選手の方が、「蹴る」「止める」「運ぶ」の基本技術がしっかりしてますし、「気持ち」や「走る」ことまでも、相手が上回っているように見えました(朝鮮大学校の選手を批判しているわけではありません。あくまでも個人的な見解です)。
それでは、我々はこのまま「停滞」「衰退」していく一方なのでしょうか。
いや、我々にも必ず、きっと、できるはずです。
人口35万人しかいないアイスランドが、ロシアW杯への出場を決めました。
在日コリアンは485,557人(2016年12月末時点)います。
やり方次第では、「在日サッカーのルネッサンス」を起こせるはずです。
そのためには「育成」、それも「指導者の育成」以外に道はありません。高校・大学世代に目が向きがちですが、小学生年代の優秀な指導者を、継続して輩出して行かなければなりません。
同じ日本で生まれ育った我々が「弱く」なり、日本が「強く」なったのは「事実」です。それは、しっかりと「種」を蒔いた人と、「種」を蒔かなかった人との差です。
こんな偉そうに書いてますが、私自身、「生活」しながら、限られた時間の中で、FC KOREAのマネジャー業をこなすのが精一杯で、無責任な発言であることは分かっています。
しかし、自分の愛するクラブ、FC KOREAが強くなるためには、そして、朝鮮大学校、全国の朝鮮高校が強くなるためには、「小学生年代の指導者育成」以外に道はありません。
日本全国の在日コリアンサッカー界に携わる方々へ。共に希望と信念を持って、頑張って行きましょう。
(フェイスブックより)
https://victorysportsnews.com/articles/4772/original
1人たりとも、見捨てない育成。新たなメッシを生み出すアイスランド
※こちら参考になれば
在日サッカー界でも参考にしてほしいです。
在日サッカー復活期待してます。
まずは日曜日の選手権予選
東京朝鮮高校サッカー部
1戦1戦がんばっていきましょう。
かっちんブログは在日サッカーを
応援してます。