安英学選手引退試合 ③ (引退セレモニーの様子&参加者の紹介②)
安英学選手引退試合 ⑤ (動画ご覧ください&第2の安英学目指して)
の続き
(安英学選手の引退試合より)
「違い」越え心一つ
8月初旬、日本市民20人以上が東京中高を訪れた。「…広くて大きいですね。風格があって。もっと小さいと思っていました…」。メンバーの一人、後藤さんはこう言って東京中高の全景を眺めていた
▼後藤さんら一行は、元サッカー朝鮮代表の安英学さんがプロになって最初に属したチーム(アルビレックス新潟)のサポーターたち。この日、同胞が主催し東京中高で行われた安さんの「引退試合」に参加し、安さんが他チームへの移籍後もさまざまな競技場に張られてきたという横断幕を東京朝高サッカー部に贈呈した
▼「安選手のプレーにひかれて、その後、在日の人たちと知り合うようになった」。後藤さんはこう述べ、在日同胞選手を在日朝鮮人と一緒に日本人が応援し、日朝市民の距離はぐっと縮まったと教えてくれた
▼後藤さんらは安さんが違うチームに移籍しても熱烈に応援してきた。だからこそこの日の朝鮮学校訪問が実現したのだろう。そこには安さんとの確固たる信頼関係があった。その信頼関係は「さまざまな違い」を乗り越え心は一つだと思わせてくれる大切なものだ。朝・日市民の心と心の距離はいろんな形で縮まっていく
(横断幕)
▼この日の引退イベントが安さんの母校で行われたことに多くの参加者が共感を示していた。安さんはこれから後輩や未来のために活動したいという。そんな安さんをじっと見つめ、「ウリハッキョを出たからね」と話すオモニの姿も印象深かった。(東)
※本当にありがたいですねー
第2の安英学選手目指して
ウリハッキョサッカー部
選手たち みながんばれー