静岡県と静岡市、朝鮮学校に補助金１７２万円
全国の自治体で朝鮮学校への補助金見送りの動きが相次ぐ中で、県と市が今年度、県内唯一の朝鮮学校である「静岡朝鮮初中級学校」（静岡市駿河区）への運営費補助金名目で計約１７２万円を計上したことが２０日、産経新聞の取材で分かった。県は昭和６３年度から２８年間、市は平成３年度から２５年間、毎年補助金を計上し続けている。北朝鮮が拉致問題の解決に向けた動きを見せない中、県と市のこうした対応に県内の特定失踪者家族からは批判の声も上がっている。
県私学振興課によると、今年度予算では、運営費補助費用として１２７万４千円が計上された。初級部で１人当たり５万７８９０円が１６人に、また、中級部では、１人当たり５万７９９０円が６人に支払われる。昭和６３年度に教材費補助名目で制度が創設され、平成３年度に現在の運営費補助名目に変わったという。
反日教育を行っているなどの批判がある中で支給が続けられていることについて、同課の担当者は「同じ地域社会で生活している子供のためというのが目的。さまざまな意見があるのは承知しているが、学校訪問して運営や教育実態を調査した上で、特段、問題ないと判断している」と話す。
一方、静岡市幼保支援課によると、今年度予算で、「教材、教具、図書、備品や消耗品の購入」名目で４５万２千円が計上された。近年は年間４０万～５０万円程度が支給されている。同課の担当者は「学校教育法における学校ではないが、義務教育年齢の児童生徒の教育を行っており、静岡市民として区別すべきではない」と説明した。
だが、こうした県や市の対応に対して、特定失踪者である河嶋功一さん＝失踪当時（２３）＝の母、愛子さん（８１）は「北朝鮮の学校に支援しているなんて知らなかった。びっくりです。拉致問題が解決していないのに理解に苦しむ。苦しんでいる私たち家族の気持ちにも配慮してほしい」と話す。鈴木清江さん＝同（２３）＝の妹、酒井豊己さん（５２）も「拉致問題とは別の問題と考えないといけないのかもしれないが、あまり喜ばしいことではない」と複雑な心境を明かした。
（先日アップしましたが千葉ハッキョも）
全国自治体で朝鮮学校への補助金支給の見送りが相次ぐ中、千葉市が、「千葉朝鮮初中級学校」（同市花見川区）が平成２６年度に開いた美術展と芸術発表会を「地域交流事業」と認定し、４１万４千円の補助金を支給していたことが１９日、同市への取材で分かった。
同市によると、同校への補助金支給は、県内自治体で構成する「千葉朝鮮学園振興協議会」に加盟していた２３年度に、約１３８万円を支給して以来３年ぶり。協議会は、北朝鮮の核実験強行などを受けて２４年度に解散している。
同市は２６年度予算で、外国人学校向けに、「地域交流を通じた外国人児童・生徒の健全な育成を支援する」目的で約５０万円の補助金を計上した。「行事が広く周知されている」「政治目的でない」ことなどが、支給要件だった。
今回の美術展は昨年１２月、全国の在日朝鮮人の学生らの作品を集め、同市中央区のギャラリーで開催。発表会は今年２月、美浜区のホールで民族的な内容を含む劇や楽器の演奏などが披露され、保護者や地域住民らに公開されたという。
同市は２５年度にも同校の発表会への補助金支給を検討したものの、「地域への周知が不十分で、支給要件を満たしていない」として、見送った経緯がある。だが、今年２月の発表会は、学校側が駅などに案内ポスターを掲示しており、市の担当者も会場を訪れ、「政治的な目的のものではなく、問題はないと判断した」と説明している。
(写真 朝鮮新報より）
（中央ヨンホ副会長のフェイスブックより）
だからこそ、「トンポトンネのウリハッキョ」と同時に「地域の朝鮮学校」をアピールしなければ。
全国のすべてのウリハッキョに補助金復活を！
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今日の産経新聞の記事より
（中央ヨンホ副会長より）
拡散希望
千葉市が千葉朝鮮初中級学校に3年ぶりの補助金を支給したことによって、市の関連部署に抗議の電話が殺到してるとのことです。
以下、千葉幹部イルクンからのメッセージ。
「千葉の善良なる市民からの要請です。応援お願いします！ 千葉市が朝鮮学校に補助金を支給しました。
来局に抗議の電話が殺到しているようです。我々からも 千葉市に応援のメッセージを送りたいと思います.
千葉市こども未来局 043-245-5176 よろしくお願します。」