在日Ｊリーグ選抜結成 ➄ （ふれあいさっかーの様子と参加者の紹介➀）
在日Ｊリーガー選抜結成 ➅ （各ハッキョ子供たちの笑顔＆参加者の紹介➁）
の続き
（同級生ムグァンのフェイスブックより）
［長くなりますが、是非!!参加者紹介もあります!!］
昨日行なわれた『ふれあいサッカーフェスタ』、大成功で終わりました!!天候にも恵まれ、事故・怪我などなく、無事に開催できて本当に良かったです!!
今回のフェスタは開催意義に賛同してくれて会場を提供してくれた東京朝鮮高校サッカー部の監督およびコーチの方々の理解と協力なしには実現できなかっただけに、参加した選手、指導者、子供たち、保護者など、すべての方々が感謝していると思います。ありがとうございます!!
それにしても本当に素晴らしいフェスタでした!!
横浜FCの鄭容臺(チョン・ヨンデ)コーチから電話があったのは10月末のこと。「(安)英学(ヨンハッ)と話して、今年はただ集るだけではなく、何か意義あることをやろうと思っているんです。本当に、本当に微力かもしれませんが僕たちで力を合わせて、多くの子供たちに夢を持つことの大切さ、諦めずに努力することの大切さを伝えられるんじゃないかって」
昨年冬、Jリーグで頑張っている在日コリアンの選手、指導者、クラブスタッフたちの交流を兼ねた懇親会があったのですが、今年はただ懇親会をするだけでなく、“自分たちにできることは何か”ということを考え、開催が決まったのが今回の『ふれあいサッカーフェスタ』だったのですが、本当にたくさんの子供たちが集りました!!
応募締め切り段階で70名と定員オーバーだったのですが、その後の応募者もすべて受け付け、その数は100名ちかくなりました。朝鮮学校に通う在日コリアンの子供たちはもちろん、日本学校に通う在日コリアンの子供たち、そして日本の子供たちも多数参加しくれました。保護者の方々だけでなく、Jリーグ・クラブのサポーターの方々の姿もありました。
そんな大勢の参加者たちの中で始まったフェスタは、サッカー教室、トークショー、在日コリアンＪリーガー選抜と東京朝鮮高校サッカー部のエキシビジョンマッチという3部構成で行なわれ、印象的なシーンが本当にたくさんありました。
例えばサッカー教室。学年別に4つのグループに分かれたサッカー教室で指導に当たったのは、在日コリアンJリーガーとJクラブのアカデミーやサッカースクールで活躍経験豊富な現役コーチでしたが、低学年では笑顔が絶えず、高学年では少しでもたくさんのワザを盗もうという子供たちの熱気であふれていました。
トークショーは実質的には大質問大会。子供たちはもちろん、保護者の方からも質問があるなど、愉快で楽しいひと時でした。参加した全選手のサインが寄せられた色紙を手にする子供たちも本当に嬉しそうでした。
そして、東京朝鮮高校サッカー部とのエキシビジションマッチ。この日限りの即席・在日コリアンJリーガー選抜の胸を借りて、どこか緊張しつつ真剣にボールを追いかける朝鮮高校サッカー部の姿は清々しく、在日コリアンJリーガー選抜の面々も後輩たちの真剣プレーにタジタジとなりつつ、どこか嬉しそうでした。
個人的に特筆したいことは、こうしたすべてのプログラムを選手、指導者、スタッフなどが手分けして準備したことです。
会場確保、告知チラシ、募集管理、当日のスケジュールと担当割り振り、ビブスなど備品の用意。もしものときに備えて医務看護スタッフも帯同。文字通りすべてを“手作り”で準備したのです。子供たちに直接語り掛けたいと、応募者たちの名前を書いた“手作りテープ”も準備しました(事前に応募を募ったのはそのためでした)。こうした事前準備と進行で大活躍だったのは、Jリーグのクラブで通訳やチームスタッフです。彼らの気配りはさすかで、笑顔で裏方に徹する姿は感動的ですらありました。
子供たちには夢と元気を。高校生たちには刺激と希望を。保護者やサポーターの方々には、笑顔と親近感を。そして選手、指導者、スタッフたちには誇りと活力を与えてくれた『ふりあいサッカーフェスタ』。
夜にはベガルタ仙台の梁勇基(リャン・ヨンギ)選手や名古屋グランパスなどでスカウトも務めて在日コリアンJリーガーたちに“喝“をくださる金益祚(キム・イッチョ)先生も合流した“大懇親会”が行なわれ、二次会まで続く大盛り上がりでした!!
その席で反省点や課題などの意見交換も交わし、今回のような意義あるフェスタを今後も継続的に続けていこうと盛り上がりました。
次回開催の折には、ぜひ多くの子供たちの参加をお待ちしています!!
「頑張る人がいるから、次の世代が頑張れる!!」と、僕は思います。
自分のルーツである在日コリアン社会はもちろん、
Ｊリーグという舞台で、多くのサポーターやクラブ関係者たちに支えられながら、
頑張っている彼らをこれからも応援したい。
改めてそう思った一日でした。
●『ふれあいサッカーフェスタ』および懇親会参加者
金益祚(=キム・イッチョ/元名古屋グランパス スカウト)
申在範(=シン・ジェボム/FCカンジュ岩手監督)
鄭容臺(=チョン・ヨンデ/横浜FC コーチ)
安英学(=アン・ヨンハク/横浜FC)
金載東(=キム・ジェドン/朝鮮大学校サッカー部監督)
黄永宗(=ファン・ヨンジョン/FCコリア)
梁勇基(=リャン・ヨンギ/ベガルタ仙台)
李漢宰(=リ・ハンジェ/町田ゼルビア)
金永基(=キム・ヨンギ/長野パルセイロ)
姜成浩(=カン・ソンホ/ツエーゲン金沢)
黄誠秀(=ファン・ソンス/ザスパ草津)
金聖基(=キム・ソンギ/水戸ホーリーホック)
李栄直(=リ・ヨンジク/徳島ヴォルティス)
朴一圭(=パク・イルギュ/藤枝MYFC)
安柄俊(=アン・ビョンジュン/川崎フロンターレ)
高尚人(=コ・サンイン/FCカンジュ岩手)
洪泰一(=ホン・テイル/FCガンジュ岩手)
李應鉉(=リ・ウンヒョン/ FCカンジュ岩手)
金弘淵(=キム・ホンヨン/福島ユナイテッド)
高慶汰(=コ・キョンテ/長野パルセイロ)
朴聖浩(=パク・ソンホ/大分トリニータ通訳)
金明豪(=キム・ミョンホ/横浜FC 強化部)
崔洸(=チェ･ファン/元柏レイソル通訳・下部組織通訳)
趙光洙(=チョ・グァンス/ブラジルW杯韓国代表通訳)
安竜鎮(=アン・リョンジン/FC東京 エキップ兼通訳)
梁秀誠(=リャン・スソン/ジュニスター スクールディレクター)
李相仁(=リ・サンイン/ジュニスター スクールディレクター)
車健一(チャ・ゴンイル/愛媛FC 通訳)
林浩哲(イム・ホチョル=城南ＦＣ 育成部)
姜栄(=カン・ヨン/大宮アルディージャ通訳)
東京朝高サッカー部新チームとのエキシビジョンマッチ（２５分×２）
試合前 東京朝高サッカー部練習に気合入ってました。
審判はあの安英学選手でした。
前半は東京朝高サッカー部（高２Ａチーム）が出場。
序盤 在日Ｊリーガ―選抜の選手たちは現在オフシーズンなので
体調は万全ではなく怪我もしてはいけないので軽めで（７割くらい？）での
プレーでした。
しかし東京朝高サッカー部に１点くらい少しずつエンジン全開
前半は１対１でした。
後半は高１のＡチームが出場
次男 チスも左ＭＦで出場しました。（背番号７１）
チスは試合前とても緊張したと試合後言っていましたが
前半もそうでしたが後半も東京朝高サッカー部とても気合いが入ってました。
後半から少し本気を出してきた在日Ｊリーガー選抜の選手たち
「ここにパスを通すのかー」と思うくらい素晴らしいパスの連続
しかし東京朝高サッカー部も後半も１点返し
結局２対２の引き分けでした。
私は初めて在日Ｊリーガー選抜の試合を観戦しましたが
やはり一番うれしいのがこの素晴らしい選手たちと
東京朝高サッカー部が試合したことがとてもうれしいですし
チスが試合に出てとてもいい経験できたのはとても大きい
チス（高１） 東京朝高サッカー部 Ａチーム目指してがんばって行けー
東京朝高サッカー部リュンジ監督と在範
今日グラウンドを提供してくれた東京朝高サッカー部に感謝。
そして裏で色々動いてくれた東京朝高サッカー部ジョンジンソンセンニンにも
心より感謝申し上げます。
主催者代表の横浜ＦＣコーチであるチョンヨンデ氏
この素晴らしい企画、そして子供たちに夢を与えてくれて本当に
ありがとうございます。
最後はみんなで記念撮影
忙しい中参加してくれた在日Ｊリーガー選抜の選手たち他
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
またぜひ来年も欲を言えば毎年開催してくれることを祈ってます。
東京だけではなく関西他 他の地域でも開催されればなおいいですねー
本当にお疲れさまでした。
明日は最後にトークショ―の様子と参加者の紹介をしますので
また見てくださいねー