アカデミー賞の最優秀作品賞と最優秀男優賞を獲得した「英国王のスピーチ」を観てきました。
いつも夜遅い時間に行くと、お客さんがまばらで、貸切きり状態のような映画館が、
アカデミー賞ニュースの効果か、かなりうまっていました!
多分ストーリーはおとなしい感じなのだろうと思いきや、
ぐいぐい引き込まれてあっという間の二時間弱。
ジョージ6世の身の上の悲しさと、うまくしゃべれないジレンマ、
思いがけず王の座に座ることになった恐ろしいほどの緊張感がどんどん伝わってくる。
監督と俳優陣に、私はどんな操作をされてしまったのだろう???と魔法にかけられたように、
不思議にすーっと感情移入してしまっている。
また、王のそばにずっとついて、スピーチがうまくできるよう特訓する先生役、これが素晴らしくいい役者なのです!!
ラストシーンの彼の表情は圧巻です。
俳優が表現できる可能性って限りない、と感じました!
俳優ってすごな!あんな表情ができるなんて・・・