旅の3日めです。
午前中は、ちょうどオペラシーズンが開幕する、リンカーンセンターへ行きました。
ニューヨークフィルムフェスティバルの催しがあるようで、いろいろな準備がされていました。
メトロポリタンオペラの中を見学していたら、偶然にも、「フィガロの結婚」のリハーサルが今これからはじまる、と警備員のおじさんから聞きつけ、それは見学しない手はない!と思い、おじさんにチケットをいただきました。
しかも誰でも無料です!
リハといっても、舞台装置も、照明も、役者の衣装も・・・本番とまったく同じものが観賞できます。
しかもボックス席のような素晴らしい眺めの席です。あの有名な、シャンデリアが目の前にある!
ブザーが鳴って、あたりが暗くなり、緞帳が静かに上がる・・・まさに本番のような緊張感です!
ただオーケストラのメンバーがめちゃくちゃ普段着なのがユニークでした。
それにしても、こういうサービスがあるというのは、短い滞在の旅行者や、オペラを目指す学生にとって、本当にありがたいと思います。芸術分野に関して、アメリカは柔軟だなぁ。
朝からオペラを堪能したあと、あこがれのセントラルパークへ。
Autumn in New Yorkです。
紅葉はしていないものの、緑がまぶしく、
暑い日差しの中に時折冷たい風が吹くような、さわやかな快晴でした。
今回の旅は、雨が多いと思いきや、ずっとお天気に恵まれてラッキーでした。旅はいい季節に行くに限りますね。
一面芝生の大きな広場で、向こうに高層ビルを眺め、少しお昼寝をしました。
夜は、あのアレサ・フランクリンのコンサートに、ラジオシティミュージックホールに行きます。