高二の悩み | 性教育とぽんずともろみ

性教育とぽんずともろみ

性教育の現場で起こるエピソードと我が家の天使❤2匹のネコ(ぽんずともろみ)のこと綴っています。
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2015.12.20 晴れ



今年最後の講演は高校2年3年生対象。

講演自体は1時間。

そのあとの「個別相談?」が2時間…。



この「個別相談?」

なかなか印象深かった。

最初は女子数名。

講演の中で問題を出して、

「全問正解者の中から

先着5名さま❤粗品進呈」

と告げてあり、

「全問正解だった~♪」という子たちと

少しお話して、軽く質問に応えて…

なんて、していると⇒

本物の相談者が訪れた。



2年生の美女二人。

お肌ピカピカ。

そしてきれーいにメイクしてあって、

センスの良さを感じる。

でも、メイク禁止な学校らしく、

途中指導され、

保健室の水道でバシャバシャ洗顔。

「男子のワックスはOkで女子のメイクが×"(-""-)"

意味わからん」

ふふ。なんだか懐かしい場面。



なにやらいろいろと葛藤中の二人は、

親でも先生でもない、

通りすがりのおばちゃんに

一部だろうけれど吐き出してくれて(^^)

キュン💛だった。



そして、イケメン男子の2年生がやってきた。

コチラ、また、かなり深刻なお悩み。



美女二人にも、イケメン男子君にも、

なにかしてあげたくなっちゃって、

ついつい自分のできる範囲を超えて、

安請け合いしてしまいそうな自分を

抑えて抑えて、の、2時間。



してあげられる事なんて、

ホントはほとんどない。



話し聞いて、

だんだん整理を付けてい行く…

って作業のお手伝いはできるけど、

実際決めて動くのは彼女(彼)たち本人のお仕事。



でも、それぞれ1時間くらい話していると、

保護者のような感情が湧いてきて、

「じゃあ、私が〇〇してあげる

と言いそうになる。



いやいや。

いかんいかん。

「決めるのは本人」

「動くのも本人」



自分はなにをする人なのか。

何ができる人なのか。

ごちゃっとなってやり過ぎてしまう人も多い。

「支援者」の位置にいる人は陥りがち。

私は割かし冷たい人間だから

あんまり間違わないのだけれど…

高校生はずるい。

男子も女子もかわいすぎる。



かわいすぎて…

やり過ぎたくなる。



ついでに

ぎゅ…なんてしたくなったけれど、

後で問題になっては困ると自制してきた。



授業が終わり、お掃除の時間となったので、

帰り支度をしていると、

授業終えた高校生たち

わわーっと保健室へ。



「おれ、生まれて初めて講演会で寝ませんでした」

と感想を述べに来てくれた子が。



そりゃ光栄。

ありがたや。

なんとも刺激的で楽しかった

今年最後の講演+αだった。



校長先生もとてもユニークな方で、

お話も楽しかった。

学校のHPに講演の様子を

写真付きで載せて下さった。

お忙しいのに

翌日早朝には出来上がりのメール頂いた…

すごい。



私は…と言うと…

講演終わって、

仲間の助産院のお産に続けて二件呼ばれ、

翌日は母業に勤しみ、

今日は朝から大掃除( `ー´)ノ



だから、ブログのupが遅れたのだ( `ー´)

と、言い訳。

てへ。

今年の言い訳収め(^^)



校長先生とのお話しはまたの機会に

書いてみよーと思う♪