『利休にたずねよ』の嘘 加藤景正ら瀬戸の工人は利休以前にすでに茶陶を作っている | 産経新聞を応援する会

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テーマ:   月甫宗地  様の記事を転載
 正直、書くかどうか悩んだのですが、間違いが流布しては堪らないので、『利休にたずねよ』の嘘を書いておきたいと思います。


・宗恩との純愛ストーリーになっているが、利休は判明しているだけで最初の妻、宗恩、妾と三人の妻を持っている。当時の常識では、当たり前の行為で、宗恩を引き取ったのも、一般的な行為。
因みに、利休は少庵に跡を嗣がせる気がなかったことが、宗旦を寺に出して出家させていることから解る。
利休死後、道安が家督を嗣ぐと、少庵は京千家を起こし、堺千家から独立している。


・作中で韓国の国花である槿がフューチャーされているが、利休が愛したのは京椿。槿ではない。


・日本人が李氏朝鮮の姫を捉えたことも拉致した事実もない。青年利休との心中はフィクション。
因みに、当時李氏朝鮮は日本に従属しながら明にも朝貢しており、毎年美女を3000人も差し出している。
※コメントにもありますが3000人というのはどうやら誇張だったようです。
 訂正の上お詫び申し上げます。



・李氏朝鮮の姫に利休が唐辛子を買って喜ばせる演出があるがこれも嘘。朝鮮に唐辛子が広まるのは、秀吉の朝鮮出兵で防寒用に持ち込んだ後。利休存命中に日本は李氏朝鮮を攻めていない。朝鮮出兵は利休の死後のことである。


・茶道は朝鮮半島を経由せず支那より直接渡来したが、それは喫茶法であり、点前の式法ではない。式法は中尾真能によって能や弓道、礼法を参考にして、日本で独自に定められたもの。因みに当時の朝鮮では抹茶は飲まれておらず、煎茶法である。これも貴人のみに許されたものである。
因みに、韓国で茶道を弘めたのは珠光流の梅笑庵宗雹。日韓併合時代にの妙心寺京城別院でその相伝が行われた。



・当時李氏朝鮮では、日本で持て囃された井戸などは雑器であり、貴人が用いないことが、秀吉が謁見を許した通信使の発言で分かっている。つまり、李氏朝鮮の姫が利休に井戸などの良さを教えることは出来ない。
因みに、秀吉が謁見を許した通信使は実は朝貢使。日本が井戸茶碗を出したら、貴人用は景徳鎮だと怒った逸話が残っている。


・作中で秀吉が朝鮮の文化を奪った悪人のように描かれているが、秀吉は高麗に明への道案内を命じたが、明にも従属していた李氏朝鮮は面従腹背ができない状態になったため、道案内を断った。これに怒った秀吉が朝鮮出兵を決めた。利休はこれを諌めている。実際に出兵すると人口の五割に達する奴婢の協力もあり、日本軍は快進撃。王宮などは日本軍が到着前に焼き払われており、日本軍が破壊活動をするまでもなかった。
また、朝鮮出兵で各武将は陶工を連れ帰ったが、和睦成立後陶工の返還を求めた李氏朝鮮だったが、殆ど帰国しなかった。


・作中では日本人の職人が誰も作れなかったことになっていて、高麗物の茶壺を見せているが、利休は愛娘より大切な橋立の茶壺を持っている。高麗物を見せるのは不自然。
また、加藤景正ら瀬戸の工人は利休以前にすでに茶陶を作っている。古伊賀や古信楽も珍重されている。


・作中で秀吉が名物を邪険に扱うが、当時の名物はほとんどが唐物。秀吉は大の舶来好き。当時、多くの名物を占有していた。勿論、高麗物でも大切にしている。


・作中に登場する高麗物の緑釉はフィクション。緑交趾は明や交趾から直接日本にもたらされた技術。長次郎の父あめやも交趾焼の技術を持っていたといわれる。当時の高麗では貴人は景徳鎮に似せた白瓷を追い求めており、白瓷器が主流。


・作中で麗しい衣裳としてチマチョゴリが登場するが、チマチョゴリは授乳着であり、乳が丸出しだった。これが現在の形になったのは日韓併合以後。また、当時、李氏朝鮮には染めの技術がなく、小汚い衣裳だった。


と、原作もなんですが、よくもまぁこれだけ捏造が詰め込めたもんですね。時代考証なんか全くされてません。

娯楽映画だからと言ってもやり過ぎです。

追記
誤解があるようですが、私は「観るな!」と言っているのではありません。
折角の作品ですから「嘘は嘘として知っておいて、作品を観るべきだ」と主張したい。
ここに書いてあることが「ヘイト」だというのなら、反証をしていただければよいと思います。
簡単に調べられることばかり。
是非、お近くの茶道を習っている人にお尋ねになってみてください。


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