名言(320) ― 自己の内の才能や能力を引き出していくこと | saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

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これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

人の上に、いま現在、現れている能力は、実(じつ)は氷山の一角(いっかく)である。真の能力は水中深く隠れていて、眼(め)には見えない。方法さえ適正であれば、あるいは現在より数十倍の力を発揮できるであろう。
(語注: ・あるいは=ある事態が起こる可能性があるさま。ひょっとしたら。)
[宇野千代(作家)]

人間の能力はまだ計(はか)りつくされてはいない。われわれは、人間に何ができるかを、どんな先例によっても断定すべきではない。試みられたことはほんのわずかしかないのだ。
[ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(アメリカの作家・思想家)]

人間はだれしもそれなりの才能を持っている。ただそれを自覚できるかどうかが問題である
(語注: ・だれしも=誰もが。)
[グリボエードフ(帝政時代のロシアの作家・外交官・作曲家)]


人間はその潜在能力を引き出すことで、素晴らしく変化する。
[広岡達郎(元プロ野球監督)]

才能とはポテンシャルというか、努力することによって磨(みが)かれてくるものなのかなと思っています。
(語注: ・ポテンシャル=自己の内に大きな力・可能性として潜在しているさま。)
[藤井聡太(プロ棋士)]


私達の財産、それは私達の頭の中にあります。
[モーツァルト(作曲家)]

人間はいくつになっても、可能性がある!
[三浦 雄一郎(スキー選手・登山家・獣医師)]

生きるということは死ぬ日まで自分の可能性を諦(あきら)めず、与えられた才能や日々の仕事に努力し続けることです。
[瀬戸内 寂聴(作家)]

人間はなんという不思議な作品だろう! 理性はなんと気高(けだか)く、能力はなんと無限で、形と動作はなんと適切で見事なことだろう! その行動はなんと天使に似(に)、その理解力はなんと神に似ていることだろう!――でもその人間が、私にとっては、たかのしれた塵芥(ちりあくた)の精髄(せいずい)としか思われない。
(語注: ・たかのしれた塵芥の精髄=取るに足らないゴミ屑(くず)。)
[シェークスピア(イギリスの劇作家)の戯曲『ハムレット』より。]



上で言うように、各人は持ち前の才能や人間としての良き能力を内に秘めているのであり、それらを知り、自覚し、磨(みが)き、引き出し、発揮して、活躍していければ、すばらしいだろう。
[追記更新:24/06/25]


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今回のぶんと内容が関連するぶん 

・名言(288) ― 自分の才能を知って生かしていくこと
・名言(298)― 自分を信じていくこと
・名言(129) ― 自己実現のこと


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