名言(302)― 良書を読むこと | saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

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これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

悪書は読まなさすぎるということはなく、良書はいくら読んでも読みすぎるということがない。悪書とは知性を侵(おか)す毒であり、精神を破壊するものだ。良書を読むための条件は、悪書を読まないことである。人生は短く、時間と体力には限りがあるからだ。
[ショーペンハウアー(哲学者)の『読書について』より。]

一度読んだ本は、読んだことにならない。二度読んで、はじめて読んだことになる。
[岩井克人(経済学者)]

つまらぬ本を百冊読むよりは、すぐれた本を百回読むほうがはるかにためになる。
[アラン(哲学者)]

良書を初めて読むときは、新しい友を得たようである。前に精読した書物を読みなおす時は、旧友に会うのと似ている。
[オリヴァー・ゴールドスミス(イギリスの詩人・小説家)]

書物の本当の喜びは、何度もそれを読み返すことにある。
[D・H・ロレンス(イギリスの作家)]

よい本を厳選して毎日継続して読めば、その国で一流の教養人になれる。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)]



悪書を遠ざけて良書を厳選して繰り返して読んでいくことをすすめている。時間を経てもう一度読むと、新たな気付きや発見、理解の深まりがあるなど、たしかに、再読はいろいろと利点があるようだ。
[追記更新:24/05/14]


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今回のぶんと内容が関連するぶん   

・名言(104) ― 読書のこと

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名言・102選
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