名言(253) ― 外向的なあり方のこと | saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

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これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

雑踏の中へ入(はい)れ。人の輪(わ)の中へ行け。みんながいる場所へ向かえ。みんなの中で、大勢の人の中で、きみはもっとなめらかな人間になり、きっちりとした新しい人間になれるだろう。孤独でいるのはよくない。孤独はきみをだらしなくしてしまう。孤独は人間を腐(くさ)らせてだめにしてしまう。さあ、部屋を出て、街へ出かけよう。
[ニーチェ(ドイツの思想家)の『デォオ二ュソスの歌』より。]

小人(しょうじん)閑居(かんきょ)して不善(ふぜん)をなす。
(注:どうしようもない人間は、一人で暇(ひま)だと、ろくなことをしない、ということ。)
[孔子(中国古代の儒教の開祖)の『論語』より。
]

愛とは、孤独な人間が孤独を癒(いや)そうとする営(いとな)みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
[エーリッヒ・フロム(ドイツの社会心理学者)の『愛するということ』より。]

人間的感動の大部分は人間の内部にあるのではなく、人と人との間にある。
[フルトヴェングラー(ドイツの指揮者)]



内向的なあり方よりも外向的なあり方をとり、人と交わって共に生きていくことも大事だということ。
[追記更新:24/02/03]

 

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今回のぶんと内容が関連するぶん

・名言(103) ― 人と共に生きること
・名言(250) ― 人や社会とのつながりのこと


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次の★に、当ブログでこれまで投稿した投稿記事[名言(1)~名言(253)]を、事項別に分けて、リンクさせています。

 ★名言の投稿記事 ・ 事項別一覧