キタキツネは、北半球に広く分布するアカギツネの亜種で、日本では北海道・樺太および周辺島嶼に生息しています。
わが国のエキノコックス症には、その原因寄 生虫種により単包性エキノコックス症(単包条虫)と多包性エキノコックス症(多包条虫)がり、近年において多包性エキノコックス症が北海道東部から北海道全域へと伝播域を拡大しつつあり、国民の健康に脅威を与える感染症となってきています。
日本でのエキノコックス症感染報告のほとんどは多包条虫によるものです。
エキノコックスとは、もともとは北海道のキタキツネにいる寄生虫の名前で、この寄生虫の親虫は、キツネの小腸に住んでいて卵を産み、 それが糞に混じってキツネの体の外に出ていきます。
エキノコックスはキツネ以外にも犬に感染し、卵が犬の糞に混って排出されます。
キタキツネには、エキノコックスという寄生虫が寄生していて、キツネや犬の小腸に寄生して卵を産み、糞便と一緒に外に排出されます。
この虫卵は糞虫に排出され、人が手指や食物、水などを介して口から摂取することでエキノコックス症に感染します。
キツネの体毛にエキノコックスの卵が付着していることがあるため、野生のキツネに餌付け、呼び寄せる、手で触れることは危険ですからやめましょう。
エキノコックス症は、主に肝臓に寄生して肝機能障害を引き起こし、潜伏期間が長く成人では発症するまでに10数年ほどかかりますすが、子どもの場合は進行が速く、数年で発症することもあります。
日本では、毎年17~27名がエキノコックス症患者として報告されていて、死亡に至る例もあり、毎年数名が亡くなっています。
日本でのエキノコックス症感染報告のほとんどは多包条虫によるものです。
国内では、毎年17~27名がエキノコックス症患者として報告されています。
多包性エキノコックス症の治療は、早期の診断と、手術とその後に投与するアルベンダゾールによる駆虫が重要な治療法となります。 病変が限局していれば、根治手術によっても治療できます。 残念ながら、患者の多くは病期が進行した段階で診断されます。
エキノコックス電子顕微鏡写真 北海道立衛生研究所提供
切手は1992年日本発行の「ふるさと切手 北海道」の中の一枚で、キタキツネが描かれています。
切手は2006年日本発行の「ふるさと切手 北海道」の中の一枚で、キタキツネが描かれています。
切手は2008年日本発行の「G8サミット切手」の中の一枚で、キタキツネが描かれています。
切手は2015年日本発行の「通常切手」の中の一枚で、キタキツネが描かれています。
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