毒蛇の話-5.インドコブラ- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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インドコブラ(Naja naja:ナジャ・ナジャ)は、インド、スリランカ、ネパール、パキスタンに生息し別名メガネヘビと呼ばれています。

体色は灰褐色、黒褐色、茶褐色などがあり頸部の皮膚背面に眼鏡模様の斑紋が入るのが一般的ですが、地域により変異もあります。

毒は強力な神経毒で、毒量も多い。

農耕地に生息するため、人が咬まれる被害が多く、危険な毒蛇として恐れられてきました。

現代では研究が進み、血清による治療技術も発達してきたため、死亡率は低下してきていますが死亡を免れても咬症部位を中心とした皮膚の広範囲な壊死が生じることが多い。



切手は1995年パキスタン発行の「ヘビ切手」の中の一枚で、インドコブラが描かれています。

 

 



 

切手は2013年バングラデシュ発行の「絶滅危惧種切手」の中の一枚で、インドコブラが描かれています。