毒蛇の話-4.ラッセルクサリヘビ- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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ラッセルクサリヘビ(Daboia russelii:ダボイア ラッセリイ)は、インド、パキスタン、スリランカ、ネパール、バングラデシュに生息し、本種の毒はクサリヘビの中でも特に強烈で人間にとっても致命的となります。

毒性は出血毒および神経毒で咬まれると強烈な痛みでもがき苦しむことになり、出血毒の作用から助かっても後遺症が残る場合が多く、手足の切断に至るケースも報告されています。

そのため、現地ではもっとも恐れられているヘビとされています。



切手は1995年パキスタン発行の「ヘビ切手」の中の一枚で、ラッセルクサリヘビが描かれています。