コンサート日記432九州編(太田弦×OZONE×九響) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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何でも楽しかったとコメントすると、その一言で終わってしまうので私は滅多に使わないのですが、本当に楽しいコンサートを聴いてきましたウインク

 

いつもより聴衆が多かったのは、しかも若い女性が出没~小曽根さん人気かなはてなマーク

 

博多駅到着新幹線前

 

 

 

 

九響前の腹ごしらえ~トンテキステーキ

 

サンパレス到着バス

 

2021年10月14日

福岡サンパレス ホテル&ホール

九州交響楽団

第399回定期演奏会

アメリカン・ クラシックの魅力 

世界の"OZONE"定期初登場!

Cond:太田 弦 Pf:小曽根 真

 

【第1部】

L.バーンスタイン/「 キャンディード 」 序曲
G.ガーシュウィン/ピアノ協奏曲 ヘ 調

第1楽章 Allegro

第2楽章 Adagio-Andante con moto

第3楽章 Allegro agtato

 

【ソリストアンコール】

G.ガーシュウィン

サマータイム&アイ・ガット・リズム

ヒミツPf:小曾根真 Fg:埜口 浩之

 

【第2部】
A.コープランド/市民のためのファンファーレ
S.バーバー/弦楽のためのアダージョ
G.ガーシュウィン/巴里のアメリカ人

 

 

今回は小曽根さんを招いてオールアメリカンプロを楽しむコンサートでした合格

 

まずはレニーのキャンディードですが、もともとミュージカル曲で軽快・洒脱な内容なだけに、ちょっとマトマリを欠くと演奏もぐだぐたになってしまします~

 

まずはド頭を切れよくスパッと入りたいところですが、なんだかモヤッとした印象でその後もバラツキが感じられ、オイオイ今夜は大丈夫かあ~あせる

 

そしてある意味今夜の真打~小曽根さん銀ラメの燕尾服はてなマークで登場ビックリマーク

 

 

小曽根さんとの前回拝聴はコチラ~随分と昔

 

 

ガーシュインといえば出世作〈ラプソディ・イン・ブルー〉タクトをとった経験から言うと巷説どおりオーケストレーションが甘いというかやや脆弱~

 

ピアコンもややそういう傾向か3楽章構成ではあるものの、オーケストレーションよりはピアニストとオケ側のソロがメインというところニコ

 

さすがに小曽根さんは盤石なソロのなかにも自由なフレーズも散りばめて、1stTpの松井さんの奮闘もありキャンディードの出来からすると、随分とリカバリーされて安心して楽しめました星

 

そして愁眉を完全に開いたのはアンコール~小曽根さんが「サプラ~イズビックリマーク」と言ってFg埜口さんを手招きし走る人Fgでサマータイムのメロを吹くとPfとのセッションスタートドキドキ

 

いや~お互いに小粋なアドリブも応酬しながら素敵な時間が流れました~ブラボー降参クラッカー

 

 

 

後半はコープランドから~セッティングは上のとおりでファンファーレ隊のてい

 

ご存知のとおりシンプルなファンファーレにも関わらず、ハマると荘厳なまでの雰囲気を醸し出す秀逸な曲なだけにメンバーもちょっと緊張気味あせる

 

反響版もないなかいつも弱いHrもそれなりのバランスをとっており、Tpが冒頭で少々よれたの以外はマズマズかにやり

 

金管+Perに続いて弦楽合奏でバーバーのアダージョはそもそも泣けるソウルフルな曲ですね~九響の弦部はいつも健闘するのですが、惜しむらくはホールが・・・

 

 

 

オーラスは「パリのアメリカ人」~ガーシュインのパリ滞在時の心象風景がお題となっているので標題音楽といえばそうでしょうが、アカデミー賞受賞映画の元ネタにもなったアメリカンクラシックグッ

 

有名な4種類(ガーシュイン指定)のカークラクションをはじめPerが大活躍音譜このころになると本人の奮起精進もあって各段にオーケストレーションが進歩し素晴らしい構成ニコ

 

「パリの街歩き」の主題を挟めながらいろいろなエピソードを散りばめ音楽が展開しますが、準3部形式の中間部のブルースが九響も抜群の雰囲気を出し、特に松井首席のTpソロはおおグレイトひらめき電球

 

今回初めて松井さんって上手いなあ~と素直に感嘆(失礼ですねえあせる

 

終わり良ければすべてヨシまさにガーシュインワールド爆発でフィニッシュ~ブラァボォォDASH!

 

太田さん小曽根さん~そして楽団の皆さんお疲れ様~次回コウモリよろしくですニコニコ