コンサート日記409九州編(大井剛史×保科洋×TKWO) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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おじさんのコンサート三昧♪
主観オンリーで主に九州のコンサート状況をアップ

巷ではVPOの日本ツァーの話題でも持ち切り(クラシックファンだけはてなマーク

 

前にも書いたように開催にこぎつけた関係者の皆さんに脱帽ですニコ

 

ところでVPO北九州公演をPASSした私は前年度まで定期会員だったTKWOの国内ツアーへTb族親子で参戦しました合格

 

雲一つない青空晴れ博多駅到着電車

 

少し時間に余裕があったのでホールまでテクテク走る人

 

お櫛田さん(櫛田神社)へよって開演前に軽く腹ごしらえをラーメン

 

博多総鎮守お櫛田さん

 

 

 

博多祇園山笠(飾り山笠)

 

更に境内から商店街を通り明治通りへ走る人みなさんご存知の一蘭へラーメン

 

一蘭本社総本店

 

まいう~~爆笑

 

アクロス福岡はすぐ近くあしあとだいぶ日も暮れてきましたもみじ

 

アクロス福岡

 

 

 

自席から(2F3列中央)

 

 

2020年11月11日

東京佼成ウィンドオーケストラ

楽団創立60周年記念 

福岡公演

Cond:大井剛史
アクロス福岡シンフォニーホール
 
【第1部】
吹奏楽のための第1組曲(G.ホルスト)
 第1楽章 Chaconne : Allegro moderato
 第2楽章  Intermezzo : Vivace
 第3楽章 March : Tempo di Marcia
 
水辺に映るグラデーションの空(芳賀 傑)
 
リンカシャーの花束(P.グレインジャー:校訂F.フェネル)
 Ⅰ.リスボン(船乗りの歌)
 Ⅱ.ホークストウ農場
  (守銭奴とその召使:地方の悲劇)
 Ⅲ.ラフォード公園の密猟者(密猟者の歌)
 Ⅳ.元気な若い水夫
  (恋人と結婚するために帰郷した)
 Ⅴ.メルボルン卿(戦いの歌)
 Ⅵ.行方不明のお嬢さんが見つかった
   (踊りの歌)
 
【第2部】
吹奏楽のための交響曲第3番 [TKWO委嘱初演](保科 洋)
 第1楽章 Lento misterioso ~ Allegro assai 
 第2楽章 Lento flebile 
 第3楽章 Presto energico
 
【アンコール】
風紋 (保科 洋)
〔1987年度全日本吹奏楽コンクール課題曲〕
 
 
 
私事ですが定年再雇用で九州へ戻り、本社から店舗へ舞い戻った私にも知らず知らずに何か溜まっていたものがあったのでしょうか(コロナもあり)もやもや
 
TKWOの自家薬籠中の曲であるホルスト第1組曲を聴いた途端に涙が溢れだして、一筋ふたすじ私の頬を伝わってマスクへしみていきました笑い泣き
 
何はともあれ1曲目のシャコンヌからこれこそ決定版といえる演奏を披露、可愛らしく軽快なインテルメッツォ、そしてホルストが英国人であることを強く感じさせる英国式ブラスを印象づけるマーチの何と素晴らしいことラブラブ
 
特に英国式ブラスの花形であるプリンパル・コルネットのパートを本間さん明確なアタック&タンギングと流麗なメロを美音で聴かせてもらいました合格
 
1曲目シャコンヌが終わると思わずぶらぁぼぉビックリマークと言いそうになりオイオイびっくり
 
 
 
今回の自席は九響会員席の3Fではなく2F中央3列目でしたがサウンドがGOOD祝日
 
しっかり響きながらもソロやパート&セクションも明瞭で音圧もしっかり感じましたOK
 
そして初聴きの2曲目は秀逸のオリジナル曲でこれまた落涙の演奏となりましたあせる
 
一部トーンクラスター的な部分や武満徹を思わせる淡い移ろいの表現の前半部分
 
曲全体の印象はシュワントナー「そしてどこにも山の姿はない。」の前半のよう~後半はメロディアスなグラデーションがパレットにいっぱいに展開されましたひらめき電球
 
B.Tb佐藤さん拍手
 
3.曲目リンカシャーはイングランド東部リンカシャー地方の民謡をモチーフに作曲された名曲ですが、いろいろな作曲家がいろいろな国・地方の民謡を採譜しているなか、変拍子や独自のフレーズに魅力のあるところは共通点ヒミツ
 
1937年の作曲とは思えない斬新さは印象的でTKWOもよく表現していましたがやはり終曲の「踊りの歌」は盛り上がりますねクラッカーそしていよいよメイン曲開始
 
帰りのJR博多駅はイルミネーションだらけ
 
 
年齢は関係ないと言いつつも保科先生は早80歳を超えるのにスゴッビックリマーク
 
強烈な意思とエネルギーが伝わってくる3楽章形式の交響曲ですニコ
 
聴いた限りですが第1楽章は三部形式を軸に冒頭に序奏を置く古典的あるいはオーソドックスな構成をもとに変奏を繰り返し劇的に展開音譜
 
変わって第2楽章はソロ楽器をリレーしてまるで繊細な細い糸で紡ぐように古老の情景を表現、Tb族親子にはB.Tbソロなんて涙もの笑い泣き
 
終楽章はまさに交響曲と呼ぶに相応しい堂々たる曲想で第1楽章に回帰するような古典的モチーフをスピード感ある演奏でフニッシュ!!
 
 
 
以前書いたように保科先生の交2などは先生自身の指揮/洗足ウィンドで聴きましたが、だいたいアンコールは「風紋」で今回も同じでしたウインク
 
私自身は社会人バンドでもTbをやってはいましたが、コンクールではこの課題曲は取り上げなかったものの思い出深い曲のひとつですおねがい
 
 
我が家は2女&3女もTb族ですが今回は3女と鑑賞、娘には久々のプロバンドだったので、ハイレベルな演奏に感激していましたねニコ
 
素晴らしい演奏に私もカンシャ感謝ですが、それにも増してコンマスの田中さん、Ob宮村さん、Fl丸田さん、Tp本間さん河原さん、そしてB.Tb佐藤さんetc.皆さんの元気な姿に安心しました照れ
 
あとツアーも札幌・山形・新潟の3公演~皆さんの無事と成功を祈念していますプレゼント福岡まで来てくれてありがとうございましたお願い