コンサート日記327(藤岡幸夫×芥川1×東京CPO) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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早いもので私のサマーミューザはラスト公演となりましたにやり真打の東京シティの登場です花火

 

 

2019年8月6日  

ミューザ川崎シンフォニーホール

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2019 

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 

人気作曲家の意欲作を今ふたたび!

Cond:藤岡幸夫  

Vc:ジョヴァンニ・ソッリマ  

 

【第1部】

「レンミンカイネン組曲」から 『レンミンカイネンの帰郷』 

(J.シベリウス)

 

チェロ協奏曲ロ短調 B.191(A.ドヴォルザーク)

第1楽章 Allegro   

第2楽章 Adagio ma non troppo   

第3楽章 Allegro moderato 

 

【第2部】

交響曲 第1番 (芥川也寸志)

第1楽章 Andante  

第2楽章 Allegro  

第3楽章 Adagio  

第4楽章 Allegro molto

 

 

 

藤岡さんといえば昨年のFSMで反田&日フィルに昼のリハーサルからつきあい、その時のメインはシベ1で藤岡節を存分に楽しんだわけです(コンサート日記201)が今回は東京CPOで爆発ですクラッカー

 

今年からTCPOの首席客演に就任し7月26日の就任披露公演では素晴らしい演奏に酔いしれたわけですが(コンサート日記322)今後イギリス作品とともに展開される邦人作品の第1弾は芥川さんでした虹

 

スタートは英雄レンミンカイネンがサッソウと白馬に跨り疾走するはてなマークような爽快な曲ですが、直前までのゲネプロでちょっと燃料不足になったか~いつものスピード感ほどは感じられず~でしたがまずまずかニヤリ

 

  

 

 

シベと芥川に挟まれて何ゆえにドヴォコンなのかは不明ですが、これは実際に聴かないとわからないソッリマの爆演&怪演富士山思わずウナッテしまう演奏~特に第2楽章から引き込まれ、第3楽章では久しぶりに自然と身を乗り出していましたキョロキョロ

 

なんだか挙動不審なソッリマのアクションで暗示にかかてしまったようで、会場も終演後はあちこちで追っかけさんはてなマークのスタオベもあり盛り上がりましたサーフィン

 

原曲からはちょっと離れた演奏ではありましたが、何とも言えない呪術的空間が出現してあせるそれはそれでアリかなうずまきソロアンコールのオリジナル曲ではさらに拍車がかかり超盛り上がりました祝日

 

公式ツイッターからブルー音符

  

 

 

メインの芥川交1は藤岡さんのプレトークでも触れられましたが、無調が主流の時代に調性をもった邦人作品というだけで、お蔵入り的に演奏されないのは勿体ない29歳~30歳の作品でGoodでしたニコ

 

イーモリ公新交響楽団(1999年録音)ぐらいでライブは初めての曲でしたが、作曲者本人がソ連の作曲家に心酔し当時のソ連へ命を堵して密入国したぐらいですから、プロコやショスタコなどの影響はハッキリ判りましたし、藤岡さんが言うとおり師匠の伊福部さんのゴジラ系もカッコよく出現ラブ

 

シティのエンジンもトップギアにはいったのか、ショスタコ風のシロフォン&スネアDrのアクセントも効いて、緩徐楽章形式の最終楽章では弦部のリズムの応酬や金管陣の咆哮で驀進してフィニッシュビックリマーク

 

ぶらぼぉ~もっと演奏されてもいい曲と感じましたし、来場された芥川夫人にもブラヴァ~でしたクローバーそして特に客演の1st&2ndTbの女性奏者の演奏(B.Tbも合わせて)ブラヴァア~~!!アリガトウお願い

 

 

次回TCPO定期演奏会は9月7日常任の高関さん指揮によるシェーンベルクとマラ1ですよ~~流れ星みなさん~東京オペラシティコンサートホールへ集合ウインク おう新幹線後ろ右矢印

 

 

P.S.雑感

題名のとおりオケ専オヤジのお気楽コンサートレヴューなのですが、久しぶりに音楽レヴューで

仙フィルが6位で三浦一馬くんが9位に入りましたキラキラ日頃のご愛顧に感謝です照れサンクスドキドキ