コンサート日記310(井上道義×タコ5×NJP) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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おじさんのコンサート三昧♪
主観オンリーで主に九州のコンサート状況をアップ

マエストロ~ミッキー井上は大好きな指揮者のひとりニコニコ会員オケの定演以外のピックアップ公演は井上さん多し虹

 

たとえば芸劇マーラーシリーズとか・・・(今年の12月のマラ3は超楽しみですね)ラブラブ

 

 

2019年6月29日  

すみだトリフォニーホール

新日本フィルハーモニー交響楽団 

定期演奏会:RUBY

<アフタヌーン・コンサート・シリーズ>第23回

Cond:井上 道義   

 

【第1部〈オール・ショスタコーヴィチ・プログラム〉

ジャズ組曲第1番

Ⅰ.ワルツ Ⅱ.ポルカ Ⅲ.フォックストロット

 

『黄金時代』組曲 Op.22a

第1曲 序奏(Introduction) 

第2曲 アダージョ(Adagio) 

第3曲 ポルカ(Polka) 

第4曲 踊り(Danse

 

【第2部】

交響曲第5番 ニ短調 Op.47

第1楽章 Moderato - Allegro non troppo    

第2楽章 Allegretto

第3楽章 Largo                    

第4楽章 Allegro non troppo 

 

 

今回は井上さんのプレトークとばかり思っていましたがロビコンでしたおねがいまあいつものとおりルーティンポスターやオブジェetc.をパチリカメラ

 

余裕をもって先頭へ並んでいたのでロビコンも真正面で拝聴音譜

 

ロミジュリもそれなりに良かったのですが~やはりサンサン幻想曲が編曲物と違って素晴らしかったキラキラ

数十センチの至近距離だったので二人の息遣いやアイコンタクトもよく判りなんだか王侯貴族のよう祝日

 

Harpの写真は近すぎてボケボケだったので割愛しますが、四百数十名の浄財で購入できたHarpのお披露目とボードのとおり~ハープへの感謝を込めて~ということで素敵なひとときを過ごしました富士山

 

No.5で大活躍クラッカー

 

 

第1曲目からアイロニーを感じるタコワールドが始まり井上さんへの期待がイヤが上にも高まりましたグラサン

 

交響曲だけでなく軽妙洒脱な曲も書いているショスタコのその裏にあるお約束の舞台裏も垣間見えますブルー音符

 

第2曲目の「黄金時代」はショスタコが1930年台前半の一連のオペラやバレエ音楽のひとつでしたがあしあと

 

ご存知のとおり社会主義リアリズムの路線に押し潰され現代ではポルカなど一部演奏されていますね汗

 

ジャズ~よりさらに後年の作品を連想させるテイストが感じられて、NJPもオヤ・・・いつもと違う(失礼あせる

 

曲想を掴んだ造り込みに目を見張りましたキョロキョロタコ5への期待がますます高まっていきますニコ

 

 

 

メインのタコ5が始まる前にミッキーからプレトーク「カルメンからハバネラなどの引用があるんですね。」

 

「最終楽章はaccelerandoの前にpoco a pocoがついているので私は楽譜どおりにいきます。」とのこと長音記号2

 

ハバネラは第1楽章第2主題や第2楽章主題部など随所に変奏されて現れますが、それより最終楽章ヒミツ

 

よくあるギアチェンジ型ではなくポコ ア ポコ=少しずつで、アッチェレランド=だんだん速くで真正面からやるとの宣言に期待感は最高潮ラブ相当のグリップ力とテンポ感がなければ難しいやり方ですねうーん

 

 

 

第1楽章の弦による第1主題から美しい第2主題~入りの雰囲気がバツグンなことにまずビックリおーっ!

 

Pfのfffから始まる展開部もHrの低音の厚みがすごい~Tpなどの金管陣も飛ばしすぎかと思うほどうずまき

 

再現部からコーダの静寂に至るころにはもう圧倒的なショスタコワールドに飲み込まれ金縛り状態恋の矢

 

第2楽章レントラー風スケルツォも乗りまくりミッキーも指揮台でレッツ~ダンシング~~ビックリマーク

 

第3楽章は私がNPJを聴いてきたなかでは最高ランクにはいる弦のアンサンブルでもう私の目には涙が溢れ、なにか宗教性さえ感じさせる厳かさに心打たれました笑い泣きぶらぁぁぼぉぉ~~!!

 

最終楽章が木管のトリルとTimpのクレッシェンドであまりにも有名な冒頭が始まると、金管陣の強力な咆哮で私の感情移入もMAXへ照れ宣言どおりミッキーはテンポをジワリ~ジワリと上げていきました右矢印

 

第1楽章から飛ばして金管がオーバーフローじゃないかとハラハラ~こんな気分は自分の娘の吹奏楽コンクール本番以来か強奏に次ぐ強奏のあとHrやTpの超ハイトーンのロングトーンが待っていますあせる

 

ハラハラドキドキしながら綱渡りでなんとか乗り切ってフィニッシュ~花火決して例えばBPOなどのように超高精細とか艶やかでもなくやや荒いところもありましたが、なにより熱い演奏にブラニッシモ~祝日

 

井上さんが冒頭に「タコ5は嫌いでした。だって素晴らしい演奏を聴いたことない。」とコメントするほど指揮者としても手ごたえがあったのでしょうニコニコ

 

個人的にライブを聴いた今までのタコ5のなかでは虹そしてNJPのなかでBESTに感じる演奏会でしたクローバーどうもありがとう~感謝カンシャドキドキ