冬場のヒートショック予防、意外なポイント | 目からウロコ?の健康通信

目からウロコ?の健康通信

島根で健康食品『茸源』を扱う株式会社三栄のブログ。最新の健康にまつわるお話や、茸源に関する情報、日常の出来事などをつらつらと語ります。

 

 冬場のヒートショック予防、意外なポイント

 

少し前に話題にしましたヒートショック(「冬に備えて、心臓や血管を守る取り組みを!」)この時は栄養補給に関する話題をとりあげましたが、今回は少し意外に思われるかもしれないポイントをご紹介したいと思います。
まずは前回も触れました、冬場に心筋梗塞を予防するための注意すべき10箇条。ーーー1)冬場は脱衣室と浴室を暖かくしておく。
2)風呂の温度は38~40度と低めに設定。熱い湯(42~43度)は血圧が高くなり危険です。
3)入浴時間は短めに。
4)入浴前後にコップ一杯の水分を補給する。
5)高齢者や心臓病の方が入浴中は、家族が声を掛けチェック。
6)入浴前にアルコールは飲まない。
7)収縮期血圧が180mmHg以上または拡張期血圧が110mmHg以上ある場合は入浴を控える。
8)早朝起床時はコップ一杯の水を補給する。睡眠時の発汗で血液が濃縮しています。
9)寒い野外に出る時は、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調整しましょう。
10)タバコを吸う方は禁煙をしましょう。
冬場は心筋梗塞による心停止が増加(国立循環器病研究センター)より引用
ーーー
特に高齢になると加齢に伴い感覚神経の働きが弱くなる場合が多いです。そのため、知らず知らずお風呂の温度が熱くなりがち。私の祖父も熱いお風呂を好んでいたことを思い出します。水分補給も大切ですが、アルコールで水分を摂ってからお風呂へ…というのは危険ですのでやめておいた方が賢明かと思います。(そもそもアルコールは飲んだ量以上の尿になるので水分補給にはなりにくいのですが)極端に冷たい→熱い→冷たいというのを繰り返すのはリスクがあるということですね。
さて、この繰り返しを見て感づいた人はいませんでしょうか。
サウナですね。
 

実は健康に良いとされるサウナもタイミングや配慮ポイントを間違うと危険なことがあります。誤解のないように言っておきますが、サウナ自体はいわゆる「温冷交代浴」で自律神経の働きを整え、血流の循環改善により免疫機能にも良い効果があるとされています。ただ、体調が悪かったりもともと心臓や脳血管、血圧等に基礎疾患のある方が行うと危険な場合があります。ーーーヒートショックは、サウナからの水風呂に入ることでも起こりえます。水風呂の強烈な寒冷刺激によって、血管が急激に収縮し、血圧は50mmHg以上急上昇し、脳卒中や心筋梗塞だけでなく、極端に脈が遅くなる「徐脈」が発生したり、致命的な不整脈が発生することもあるのです。
サウナの話(公益社団法人益田市医師会 益田地域医療センター医師会病院)より引用
ーーー

また、サウナは汗をかく性質上脱水症状による心臓・血管の負担増もありますので、前後の水分補給は意識的に行いましょう。正しく使えば健康に良い取り組み、危険なく安全に行いたいですね✨
 

-シイタケ菌糸体を利用した発酵食品『茸源』-
信頼と信用で50年株式会社三栄

シイタケ菌糸体培養培地抽出液【LEM】を原材料とした商品『茸源』を中心に、皆さまの健康をお守りするための健康食品を取り扱っています。