こんにちは。
兵庫県三田(さんだ)市の広島のお好み焼きこのみのママです。
毎年12月の第二土曜日、日曜日が三田市の誓文払いだった。
結婚して三田で初めての「誓文払い」は盛大で、夜店も屋台も出てにぎやかだった。
年に一度の商店の大安売りの日で、食器(茶碗など)、植木なども沢山よそから売りに来ていた。
寅さんみたいに、口上を面白おかしく言いながら、たたき売りをしてる人もいた。
駅前を中心に三田市全体が賑わっていた。
その時必ず買っていた「よねまん」
それが消防法などで屋台などの出店が規制され、だんだんと寂れていって誓文払いだった。
年に一度の大安売りも、頻繁に行われるバーゲンセールで意味がなくなった。
でも、年末の風物詩として「誓文払い」は残っていた。
それが近年「あきんどまつり」に変えたみたい。
その「あきんどまつり」も今年はコロナで中止。
でも「よねまん」だけは販売されてるようだ。
3日間限定(11、12、13日)で3店舗(西村清月堂、松栄堂、きねや)での販売。
元々「よねまん」は誓文払いの時しか売ってないのだ。
昔は「よねまん」も、誓文払いの時の楽しみだったのだろう。
寒いなかでのホカホカのよねまんは、何にもまして美味しかったと思う。
その「よねまん」をお客様が買いに行く・・って言われたので、お願いした。
三田で老舗のお饅頭屋さん「西村清月堂」のよねまん。
よねまんは米まんと書くんです。
米まんは、こしあんを米の粉で作った真っ白な皮で包み、その上に ピンク や 緑 に着色したもち米をまぶして蒸し上げます。
この蒸されてホカホカの「よねまん」が美味しい。
ほんのり甘くて、もっちりした素朴な蒸し饅頭。
早速、濃いお茶と一緒に頂きました。
誓文払い(あきんどまつり)が終わるともうすぐクリスマス、お正月です。
誓文払いでお正月の準備をしてた昔の名残の誓文払いの「よねまん」でした。
年に一度の味ですよね。
いつもありがとう。
今日も笑顔で!!