こんにちは。
兵庫県三田(さんだ)市の広島風お好み焼きこのみのママです。
最近のお天気は、梅雨の時とは打って変わって湿気が無くいい感じです。
朝晩は網戸からの風が爽やかに入ってきて、凄く寝やすく安眠できます。
でも、もう学校も夏休みで夏は本番ですよね。
こんな夏の時期、7月23日が「このみ」の誕生日なんです。
(実はこの日は、母に選んで決めてもらった吉日だったんです)
「広島風お好み焼き・このみ」がなぜ誕生したのか?
元々は全く畑違いのお商売(主人の実家)をやってましたからね。
なんのお商売かは、またの機会があればお話しますね。
私が三田に結婚して来た時は、三田に「広島風お好み焼き」は1軒もありませんでした。
みんな「関西風お好み焼き」のお店ばかりでした。
が、テレビで「関西風お好み焼き」VS「広島風お好み焼き」をやったことがあって、それから「広島風お好み焼き」が全国に広まった気がします。
それまでは、地元でしか食べられなかったんですよね。
もちろん「おたふくソース」も広島県でしか買うことができませんでしたよ。
そして、三田にも「広島風お好み焼き」をやるお店が出来ました。
が、元々が地元の人、または関西圏の人がやってる「広島風お好み焼き」。
だから、初めて食べに行って見た「広島風お好み焼き」は私が見たこともないものでしたね。
異常にキャベツを乗せ、蓋をして蒸したり、押さえつけたり・・・・。
そして、べちゃべちゃのキャベツのお好み焼き・・・・・。
なんか、違う・・・???・・・・・と。
だから、自分ですることにしたんです、「昔ながらの広島のお好み焼き」を。
だって、私が食べたいのがないんですもの、自分でするしかありませんよね。(笑)
それから広島に大きな鉄板を取りに行き、真っ赤に錆びてたのを1か月かけて磨き、焼きを入れ直し、使えるようにして母に来てもらいました。
実は、母は私が小さい時に「お好み焼き」のお店をしていたんです。
だから、鉄板が実家にあたったんですね。
母のやってた時の「お好み焼き」を作りたかったし、食べたかったんです。
母に三田に来てもらって1か月後、母に「このみ」をオープンしてもらいました。
そして私が一人で大丈夫と分かって、母は広島に帰りました。
それから、早いもので27回目のオープン記念日になります。
今では「このみ」が、「鉄板」が、母の形見となりましたが・・・。
今にして思えばいろんな意味で、あの時思い切って「お好み焼き屋さん」をして良かった・・と思います。
時には「頑固」と言われ、「こだわってるんですね」と言われながら、26年。
オープンからの「油を使わない(ノンオイル)、塩、コショウ、うま味調味料を使わない」昔ながらの低カロリーの本場広島風お好み焼きだけを作り続けてきました。
昔からのダシ、カツオと昆布の粉を使用。
だから、子供にもシニアにも女性にも、どなたにも優しいお味なんです。
今ではこの昔風のやり方でやってるお店はほとんどありません。(広島でも)
だからこそ、私がやってる間は変えないでやっていきたいと思っているんです。
美味しい広島風お好み焼きを、美味しく食べていただく工夫もしています。
どんな工夫か?ぜひいらしてみてください。
0歳の子供も26歳になってるくらいの年月です。
四半世紀以上も続けられるとは思いませんでした。
これも、ひとえに「美味しい」と食べてくださるお客様がいらしてこそです。
オープン記念日は「感謝の日」でもあるんです。
いつまで出来るか・・わかりませんが、出来るだけ頑張りたいと思っています。
お客様すべてに「ありがとう」の感謝の気持ちをこめて・・・♡