お好み焼き「このみ」27年目に! | 三田市のお好み焼きこのみママのブログ

 

こんにちは。

兵庫県三田(さんだ)市の広島風お好み焼きこのみのママです。

 

 

 

最近のお天気は、梅雨の時とは打って変わって湿気が無くいい感じです。

朝晩は網戸からの風が爽やかに入ってきて、凄く寝やすく安眠できます。

でも、もう学校も夏休みで夏は本番ですよね。

こんな夏の時期、7月23日が「このみ」の誕生日なんです。

(実はこの日は、母に選んで決めてもらった吉日だったんです)

 

 

「広島風お好み焼き・このみ」がなぜ誕生したのか?

 

元々は全く畑違いのお商売(主人の実家)をやってましたからね。

なんのお商売かは、またの機会があればお話しますね。

 

私が三田に結婚して来た時は、三田に「広島風お好み焼き」は1軒もありませんでした。

みんな「関西風お好み焼き」のお店ばかりでした。

が、テレビで「関西風お好み焼き」VS「広島風お好み焼き」をやったことがあって、それから「広島風お好み焼き」が全国に広まった気がします。

それまでは、地元でしか食べられなかったんですよね。

もちろん「おたふくソース」も広島県でしか買うことができませんでしたよ。

 

 

そして、三田にも「広島風お好み焼き」をやるお店が出来ました。

が、元々が地元の人、または関西圏の人がやってる「広島風お好み焼き」。

だから、初めて食べに行って見た「広島風お好み焼き」は私が見たこともないものでしたね。

異常にキャベツを乗せ、蓋をして蒸したり、押さえつけたり・・・・。

そして、べちゃべちゃのキャベツのお好み焼き・・・・・。

なんか、違う・・・???・・・・・と。

 

 

だから、自分ですることにしたんです、「昔ながらの広島のお好み焼き」を。

だって、私が食べたいのがないんですもの、自分でするしかありませんよね。(笑)

それから広島に大きな鉄板を取りに行き、真っ赤に錆びてたのを1か月かけて磨き、焼きを入れ直し、使えるようにして母に来てもらいました。

 

 

実は、母は私が小さい時に「お好み焼き」のお店をしていたんです。

だから、鉄板が実家にあたったんですね。

母のやってた時の「お好み焼き」を作りたかったし、食べたかったんです。

母に三田に来てもらって1か月後、母に「このみ」をオープンしてもらいました。

 

 

そして私が一人で大丈夫と分かって、母は広島に帰りました。

それから、早いもので27回目のオープン記念日になります。

今では「このみ」が、「鉄板」が、母の形見となりましたが・・・。

今にして思えばいろんな意味で、あの時思い切って「お好み焼き屋さん」をして良かった・・と思います。

 

 

時には「頑固」と言われ、「こだわってるんですね」と言われながら、26年。

オープンからの「油を使わない(ノンオイル)、塩、コショウ、うま味調味料を使わない」昔ながらの低カロリーの本場広島風お好み焼きだけを作り続けてきました。

昔からのダシ、カツオと昆布の粉を使用。

だから、子供にもシニアにも女性にも、どなたにも優しいお味なんです。

今ではこの昔風のやり方でやってるお店はほとんどありません。(広島でも)

だからこそ、私がやってる間は変えないでやっていきたいと思っているんです。

 

 

美味しい広島風お好み焼きを、美味しく食べていただく工夫もしています。

どんな工夫か?ぜひいらしてみてください。

 

 

0歳の子供も26歳になってるくらいの年月です。

四半世紀以上も続けられるとは思いませんでした。

これも、ひとえに「美味しい」と食べてくださるお客様がいらしてこそです。

オープン記念日は「感謝の日」でもあるんです。

いつまで出来るか・・わかりませんが、出来るだけ頑張りたいと思っています。

 

 

 

お客様すべてに「ありがとう」の感謝の気持ちをこめて・・・♡