松山千春コンサート・ツアー2024春  東京国際フォーラム【2】 | Blog ばったもんのめっけもん

松山千春、全国ツアー東京公演で能登半島地震被災者に黙礼「我々でできることがあれば」
"能登半島地震の被災者、中でも亡くなった方に対して「悔しかっただろな。何も悪いことをしたわけでもないのにな」と気遣うと、会場に黙礼を呼びかけた。
「復興まで2~3年どころか10年の時間が必要かもしれないけど、我々でできることがあれば力になりたい」と訴えると、会場は大きな拍手に包まれた。"




☆第一部
◆『銀の雨』
「この曲、イントロが派手だべや?お前らも張り切ってな!手拍子してくれるだろ」
(バンドメンバーがイントロを演奏してくれる)
「な?歌が始まるとこで、”なんだか違うみたい~?”ってな? 手拍子は、アンコールまで取っておきなさいっ(キリッ)」

「一昨日の川越。川越の連中は狂ってるぞ(にっこり)。川越は初めて行ったんだけど盛り上がって盛り上がって。その勢いに乗って、東京ももっといいコンサートにするぞ!!」
国際フォーラムに入るのは5000人チョイか。足寄町の人口は6600人。子ども抜いたらおんなじくらいじゃん。すごいよな!」

◆『Sing a Song』
曲名を言わずともイントロで拍手がくる曲のひとつ。鎌倉公演では桜満開になった折だったし、春や草原のイメージを思い浮かべていた。ひと月半経って梅雨の気配か、青紫の情景に、雨が静かに降る窓辺のような。。同じ曲でも、時期・会場・心持ちで、違う表情になる。

「一部は、恋愛の曲。高校の頃から一緒になった同級生がいるんだけど。さいとうと真壁!お前ら知らんだろうけど」「今も一緒で幸せだって言うんだけど。。ってなると、俺は日本全国で何してきたんだろーか。。」「俺が付き合った女たちももう還暦とかな。今も連絡はしあうんだ、ホラどっちかっていうと優しいから」「女に恵まれたんだなぁ。どこにも!刺し傷は無い!✨」
 

「中学からモテた」「笑うとこではないぞ、”えー”でもないぞ」
「足寄中の生徒会長をやってた。3年に勝って2年生でだぞ。選挙のスローガンは、”校則で長髪を認めさせる”!」「今になって思います。中学生は坊主でいい」
「中高生のときは女に興味なかった。バスケだけ。そのぶん、卒業してからの反動がすごかったなぁ~」「別れることになってもぐちぐち言わない!出逢ってよかっただろ?相手のこれからの人生を祈ってあげなさい。そう思える恋愛をしてください」


◆『祈り』
相手の人生を祈れるような恋愛の終わり方をしなさい、と。
千春をもってしても「48年間歌ってきて、愛情だけはまだ紐解けない」
紐解こうとすればするほど、絡まってしまうのかもしれない。千春は熱心に紐解こうとされてる。。。
『祈り』は、別れた後の女の歌。男のほうはだらしなくて、別れてもあいつは俺のことを好きだと思ってる。男ってバカだよなぁ・・」

◆『君って何だろう』
男のほうを描いた『君って何だろう』は、『祈り』と対照的。演奏は、アコースティックギター古川さんとキーボード夏目さんのみ。

◆『愛した日々』
「恋愛、重たいのを3曲です(祈り→君って~→愛した日々)」
「もう若くもないし、振り返るほどの齢でもない。この先も良い恋愛をする!」
「身体は求めるな。男は男の事情がある」「還ることのない日々、『愛した日々』」。
60後半を迎えたから、この曲が生まれ歌えるんだなぁと思う。

赤で照らされた背景は、薔薇と茨のようだった。
幕もスクリーンになってるから、下りても最後まで美しかった。