昨日は板納めのつもりで白山へ行ってきた。
毎月白山はもはや続けていないが、5月に一度はスキーで行っておきたい。
それにこれが板納めになるかもしれない。
土曜日は雨優勢で夜中まで降る予報だったので日曜日に朝活で御前峰まで行ってこよう。
前日のうちに市ノ瀬まで向かい車中泊。
ここは静かでいい。ぐっすり眠って1時に起床。まだ雨が降っていたがしばらく待っていたら雨音が消えた。
さて準備していきますか。
車の外に出ると雨上がりで湿度がめちゃ高い。が、気温は低くて寒いくらいだった。
だがこれから嫌いなヒルクライムが始まるのでカッパを着たら暑くてすぐ脱ぐ羽目になることは明白。
寒いけど2枚で頑張ろう。
スタート時点では霧雨が降っていたがミストが火照った体をクールダウンしてくれる。
夏ならサウナでやばかっただろうな。
45分くらいで別当出合に到着。相変わらずここはツライ。
そういえば別当出合は去年の11月以来か…2月の白山も一里野からだったし、4月は平瀬からだった。
厳冬期を含め、こんなに別当に来なかったシーズンは初めてかもしれない。
そもそも厳冬期に白峰からラッセルして白山に行くのってホント精神的に辛いからやらなくて済むならやりたくない。特に帰りの市ノ瀬~白峰が。
久しぶりの市ノ瀬。ここのヒルクライムは片道6kmくらいだけど憂鬱だ…
別当出合到着。半年ぶり。
噂の雪崩で吹っ飛んだ鳥居。
板付きの吊り橋が心臓に優しい。
別当からはしばらく夏道を進む。1750mくらい・・・別当覗の下くらいまで。
ようやく板を履いたらルートファインディングしながら藪を避けながら登っていく。
いつも甚之助小屋までが核心部。トレースも残っているが適当に登りやすそうなところから詰めていく。
ちょうど甚之助あたりで明るくなってきた。
雪面はガタガタで雪もかなり減っている。厳冬期の真っ白な白山を見てしまうと物足りなく感じてしまうのが悲しい。
それでもスキーができるだけありがたい。今シーズンラストになるかもしれないから楽しんでいこう。
どこもかしこもゼブラになっている。
黒ボコ方面へ。別当谷からのショートカットをもくろんだが藪が濃くてダメだった。
別山方面の滝雲。思わぬご褒美だったし、ここで見たのは初めてかもしれない。
黒ボコ直下の急斜面。今回は緩んでいたのでスキーで登っていった。
黒ボコ岩。雪は切れているがスキーのまま突破。帰りはちゃんと脱ごう。
弥陀ヶ原ではいつもの景色。誰もいない、早出してよかった。
雲の流れが速い。山頂方面にガスがかかり始めてきた。
室堂はパスして水屋尻雪渓から登っていく。
こうやってみるとまだまだ滑れるなぁ。ちょっと荒れてるけど。
一年ぶりに訪れた六地蔵。夏は道がないからなかなか来れない。
山頂に後光。
無事ピクりました。
しばらく待っていたらガスも晴れてきた。
登りながら水屋尻を滑るか、東面経由でエコーラインを滑るか迷っていたが、登りながら水屋尻が楽しそうだったので板は六地蔵にデポしてきた。よって下山はピストン決定。
まあ標高差約1000m滑れるので十分でしょう。
貸切の山頂を堪能したら下山開始。楽しんで滑ろう。
最初は大汝もガスで覆われていた。
素晴らしき。
室堂方面もスッキリ晴れた。
剣ヶ峰のラスボス感。
板デポまで戻ってきた。さあいくべ。
いいやんいいやん。もうこれはゲレンデでしょ。
弥陀ヶ原まで滑って御前峰に別れを告げる。
黒ボコから下は続々と登山者さんが登ってきていた。
皆さん市ノ瀬から来てるはずなので結構大変なはず…他の山でここまで歩かされても登山者がこんなに多い山ってないんじゃないかな。市ノ瀬ゲートが開いたらドッと人が押し寄せそう。
そしてスライドした人の中にモモちゃんがいた。久しぶり、というかこの時期の白山での遭遇率が高すぎる。笑
別当覗きの下で担いでガシガシつぼで下山。ヌシカンバにご挨拶。
下界はすっかり花の季節。
う回路はニリンソウロード。
ミドリニリンソウげっと。
まだ朝なのでお目覚めしたところかな。
別当出合到着。
雪崩の爪痕。
気持ちよく風を切ってゴール!楽しかった。
こんな雪が減ってもスキーは楽しい。
当初は板納めのつもりだったが少しでも夏山シーズンを短くするためにもう少しスキーやろうかな・・・なんて葛藤中。
まあ天気次第で決めよう。一旦シーズン終了!ありがとうございました。