台風襲来で山への影響はどうなる? | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
ヤマレコもやってます。(HN:Sanchan33)



お盆休みの最中に大型の台風が近づいてきている。

普通に生活していても暴風雨によって交通機関が乱れたり家の物が飛んだりと被害が懸念される。

標高の高い山の上では下界以上に風雨が酷くなるので入山そのものを控えるべきだし、山にいる人も小屋で停滞するか台風が来る前に下山するのが望ましいだろう。

台風の爪痕も無視できない。

アプローチで使う道路が崖崩れや落石などで通行止めになったり、登山道が倒木などで不明瞭になるリスクがある。

林道に被害が出た場合、管轄する自治体のスタンスにより早く復旧する場合もあるし、数年放ったらかしみたいなケースもある。

例えば白山の別当出合登山口に繋がる石川県側の林道が落石で通行止めになった時は、翌日には取り除かれて復旧したが、岐阜県側の平瀬道に繋がる林道が崩落した時は数ヶ月間通行できないことがあった。

道路の痛み度合いにもよるし一概に自治体のやる気の問題だけではないだろうが、少なからずその山に対するスタンスは垣間見えるような気がする。

台風の翌日にデカい落石で林道が通れなくなることもしばしばある。

登山道も倒木が酷くてスムーズに通過できない。

ひどい時はルートを見失う可能性もあるので注意が必要だ

さて、日本アルプスを縦走しているパクは昨日の時点で上高地の横尾から大町の船窪小屋まで駆け抜けたようだ。

彼もこれから山の中で台風を迎えることになるが小屋にしばらく停滞してでも無事に日本海まで駆け抜けて欲しいと願う。

パクから送られてきた北アルプスのご来光。無事台風をしのいで欲しいところだ。

こちらはYSHR先生から送られてきた大雪山の様子。北海道は週末台風直撃しそう…