最近見た映画とプチ感想。 2022/08/10 | さんちゃん@れに推しと申します。

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前回のブログからいくつか映画を見たのでまたもやプチ感想。

点数は個人的な主観による満足度なので、あくまでも参考程度に見てください。

 



■彼女がその名を知らない鳥たち (邦画)
 5点(5点満点)★★★★★
これはすごい。やばい。蒼井優と阿部サダヲ主演。その他の俳優併せて全員が一切の無駄な演技もシーンもない。最初は濡れ場が多くてエロ映画なのかなと思ったけど、その直後の違和感ある阿部サダヲのセリフからぐんぐん引き込まれてしまった。よくこんな話を思いつくよな…。ラストシーンは希望に満ちたようにも見えるけど、あれは陣治からしてもあきらめというか開放だったのかなって少し思う。少なくとも俺は陣治には賛同しないよ。心に衝撃を受ける映画なので心が健康な時に見たほうがいいかも。全体を通してみれば壮大な愛のストーリー。だけどそういう明るい話ではない。これは本当にすごい映画。

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■点 (邦画)
 5点(5点満点)★★★★★
山田孝之主演、わずか26分で終わる映画。床屋で再会した幼なじみの男女のぎこちない会話を見るだけ。これはいい。なかなかすごいぞ。アドリブなのか演技なのかわからない雰囲気もすごくいいし、映画ってこういうのでいいのかもな、って思わせてくれる感じもいい。26分で何か暇つぶししたいな、って思ったら最適な映画。たった一言のセリフだけで登場人物の背景を説明するところとかは見事。マジでみんな見てみて。
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■ウィリーズ・ワンダーランド (アメリカ)
 5点(5点満点)★★★★★
ニコラス・ケイジ主演の…これは何だ?コメディ?スリラー?アクション?説明が難しいんだけど唯一無二の映画なのでぜひ一度見てみるといい。主人公が足を踏み入れた遊園地が呪われていて、ロボット(アニマトロニクス)が自我を持って襲いかかってくるホラー。…のはずなのに、主人公が無表情で当たり前のようにロボットをボッコボコにしていく(笑)なんというか、主人公以外の登場人物が全員ホラー映画で、主人公だけがアクションゲームの2周めのキャラクターみたいな強さ。本当にわけがわからない(笑) これは絶対にゲームだよ。うん。同じアイテムを飲んでエネルギーをチャージする時間があるし、服を着替えてきれいになるし、ラウンド終了ごとにボーナスゲームのピンボールやってるし(笑)
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■ちょっと思い出しただけ (邦画)
 4点(5点満点)★★★★☆
伊藤沙莉と池松壮亮が主演。すげぇいい。めっちゃいい。配役も完璧。この主役は伊藤沙莉しか考えられない。同じ日付の思い出を1年ずつ過去に戻りながら男女の別れを思い出すというのがメインストーリー。「メメント」とかにちょっと似てるかも。ただ残念なのはその仕組に気づくまでちょっと時間がかかるので、本当に楽しもうと思ったら仕組みを理解してから最初から見たくなるところ。ちょっと芸術寄りな感じかな。でもそれを差し引いてもやっぱりいい。ニューヨークの屋敷の演技もいい。全員が適役だったと思う。これはオススメ。こんな雰囲気の女優ってなかなか他に居ないからそりゃ伊藤沙莉は売れるわって感じ。ちょっと凹んでるところの演技とか、失敗した時に間抜けっぽく見えるところとか、タクシーの運転席にちょこんと座ってて可愛いところとか、ほんと全てがいい。
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■悪人伝 (韓国映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
マ・ドンソク主演。さすが韓国映画。これは素直に面白いわ。連続殺人犯に狙われたヤクザのボスが…みたいな導入だったのでありきたりなヤクザ映画かと思ったら、警察とコンビを組んで悪を追い詰めるみたいなエンターテインメント映画だった。こういうの作るの本当に上手だよね。あといつも思うけどテコンドーがベースだから韓国のアクション映画は見た目が派手で本当にいい。テコンドーは見た目が派手だからね。
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■ザ・アウトロー (アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
めっちゃ変な邦題だけど映画は面白い。原題はDen of Thieves。泥棒たちのアジト、みたいなタイトル。よくある銀行強盗の犯罪集団vs警察の映画かと思ったら、思わぬ展開を迎える。これはいい。最後まで目が離せない。時間さえあれば細かい伏線を見直すためにもう一回最初から見たくなる。あとラッパーの50centが俳優として出てるのも面白い。棒読みっぽく見えるけどもともとあんな感じの喋り方だしね。映画中の泥棒側の描き方も丁寧で、なぜか泥棒が見つかりそうになって見てる側がハラハラするシーンがあり、俺はいったいどっちの味方なんだ?(笑)って思ってしまうシーンもある。なかなかの映画体験だった。映画「8 Mile」でチェダーボブ役だったエヴァン・ジョーンズが出演してたのも嬉しい。元気にしてたのね。
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■ブラッド・スローン (アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
変な邦題だね。原題は「Shot Caller(刑務所のボス)」。主人公がゲーム・オブ・スローンズで有名だから変な邦題つけたのかな。まぁそんなことはさておき、映画はとてもいい。思ってもみないストーリー展開。刑務所の中の様子の描き方もなかなか衝撃的。話のテンポもいい。過去と現在を行き来しながら説明してくれる手法もいい。映画としてまずそういった基本的なところが全ていい。あとはストーリーもいい。事故を起こしたときもなかなか現実を受け入れられない奥さんだったけど、それでも奥さんを愛してたんだなってのが伝わる。最後の息子からの手紙が全て。この主人公が父親としての責任を果たすにはこれしかなかったんだろうなって思う。ちなみにこの映画にも「8 Mile」でチェダーボブ役だったエヴァン・ジョーンズが出演してた。元気そうでなにより。
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■ハイウェイの彼方に (アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
これはなかなかいい。イーサン・ホーク主演。カリフォルニアでは現在なら罪にすらならない「大麻の所持」を3回犯したことで若い頃に懲役20年の判決を受け、中年となって出所した中年男性が自分の人生を取り戻そうとする話。これ以上書くとネタバレになるけど、テーマが本当にしんどい話だった。途中で出会う人々もあまり深掘りせず、あくまでも主人公のみにフォーカスを当てる感じの描き方で、それがすごく良かった。ネタバレ回避で書けることが少ないので妙な感想だけど、とにかくおすすめ。

 



■ゲット・デュークト! (イギリス。Amazonオリジナル)
 4点(5点満点)★★★★☆
わけのわからないサスペンス・コメディ映画。イギリスっていうかスコットランドが舞台かな。バカ高校生が山奥で文字通り生き残りをかけたサバイバルをするという過酷な授業に挑み、本当に命の危険に晒される話。馬鹿っぽい映画なんだけど陰キャや周囲とうまくやれない人にスポットを当てているところが好き。あとはナイフとフォークのシーンがめっちゃ好き。俺の中で映画史に残るって思うほど好き。だから星4。

 



■スタートアップ! (韓国映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
マ・ドンソク主演のコメディ映画。こういうふうに映画としてまとめるの本当に上手だよなぁ。単純に面白い。マ・ドンソクがやっぱりビシッと決めたときの怖い感じはちゃんと怖いのに「これだよなぁw」って笑いが出てしまった。テーマを広げすぎずにコンパクトな話なのもいい。

 



■パラサイト 半地下の家族 (韓国映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
ご存知アカデミー賞受賞の韓国映画。めちゃくちゃ期待して見たんだけど普通に韓国映画だった。ソン・ガンホの演技を堪能したいだけなら他の映画のほうがいい気がする。相変わらずコメディタッチで不思議なテーマを上手にまとめてるなぁという感想。色々深読みしたレビューが当時出てた気がしたけど、そんなかなぁ。なんか恐ろしげなタイトルだけどそんなに気負いしないで見れる感じの映画なのでどちらかというとおすすめ。



■さがす (邦画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
佐藤二朗が真面目な演技で主役をやったことで有名。実在の殺人事件(座間のバラバラ殺人など)をモチーフにした話なので、見る人によっては大変不快な気持ちになると思う。佐藤二朗の演技はさすがの一言。特に2回くらいあるクライマックスシーンの演技はもう見てて怖いくらい。それだけでも見る価値はある。ただちょっと設定を盛り込みすぎかな…。もう少しシンプルな設定でもよかったかも。そんなに詰め込まれると映画のテーマがブレる。



■アデライン、100年目の恋 (アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
29歳の見た目のまま老化が止まってしまった女性の孤独を描いた作品。日本の配給会社がつけた邦題で損してる気がする。原題を直訳すると「アデラインの年齢」。でもまぁ…確かにメインが恋の話なんだよね。それ以外の描写が少なくて深みが足りない気もする。そう考えると邦題は適切かもしれない。具体的には、もっともらしい科学的根拠をナレーションで説明してくれるけど精神面や記憶力に関する説明がないし、主人公のアデラインがただただ「政府に囚われて人体実験にされるかもしれない」ことを怖がってるだけになってしまっていて、その他に具体的にどんな苦悩を抱えているのかが説明不足。アデライン役の主演の女優さんはめちゃくちゃ美人。たしかにあれなら全員恋に落ちるのも納得。ラストシーンはまぁハッピーエンドなんだろうけど、しっくりこないところもある。なぜなら映画の中で描かれていたのは「仲良くなった人達と一緒に歳を取れない悲しさ」ではなく「秘密を打ち明けたら政府に囚われて実験材料にされる恐怖」なので、「実験材料にされなくてよかったね」というストーリーになってしまうから。これを防ぐためには例えば作中で「友達はみんな年老いて行くのに自分だけ取り残されてる」とか「恩師がみんな死んでしまう」みたいなシーンがあったほうが良かったかなぁと。キャプテン・アメリカとかはそんな感じだったよね。そういうのがあると「自分もみんなと一緒に歳を取れるようになってよかったね」ってなるんだよね。とか思ってエンドロールを眺めた。やっぱり邦題のとおり、100年目の恋が実るだけの話だったな、と。



■ブロークバック・マウンテン (アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
舞台は1960年代のアメリカ。同性愛のカウボーイを描いた作品。ゲイの映画として有名になったけど、実際にはゲイというよりはバイセクシャルが主人公で、奥さんとも性行為をするし、親友の男性とも性行為をするし、奥さんはそれを目撃しちゃうし、みたいな昼ドラみたいなドロドロした愛憎劇を描いた作品っていう感じだった。純愛の映画だとか評されてるけどただの浮気だからね、それ。幼い頃に同性愛者が惨殺されたのを目撃し、しかも自分の父親が殺害に関わっていたところなど同情するところもあるけれど、だからと言って浮気が肯定されるってのも変な話。ちなみにヒース・レジャーの演技は本当に素晴らしい。もうこれ以上成長したヒース・レジャーの演技が見れないなんて本当に悲しい。



■フレンチ・ラン (フランス・ルクセンブルク・アメリカ)
 3点(5点満点)★★★☆☆
ロバート・ダウニー・Jrにしか見えないことで有名なジョゼ・ガルシアが出演しているアクションスリラー。今回で二度目の鑑賞。ストーリーもアクションもいいので普通に面白い。なぜ二度目の鑑賞なのかというと、俺は以前何かの映画で見た「淡々と作業のように二人組が誰かを暗殺する」シーンをもう一度見たくて、どの映画なのかわからずにずっと探してるから。もしかしたらフレンチ・ランだったかなぁと思って見てみたという理由。でもこの映画ではなかったっぽい。もしくは…本当はこの映画のシーンなんだけど、Amazon Prime Video側が勝手にカットしてるかもしれない。アマプラは勝手にカットするで有名だし。でもそれだったら一生見つからないなぁ。それは悲しい。誰か知りません?二人組が「せーの」とか言って暗殺した人を二人で抱えて片付けるシーンがある映画。知ってたら教えてください。



■オール・マイ・ライフ All My Life (アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
ベタベタなラブコメディかと思ったら悲しい話。実話をもとにした話で、エンドロールに本人映像が出てくる。病死を目前としたカップルのケンカのシーンはとてもリアル。俺の母親がガンで亡くなったときもそうだったけど、どんなに仲いい家族でも、誰かが死ぬことがわかってる場合は猛烈なケンカになることがあるらしい。大切な人が死んでしまうという恐怖・悲しさから、感情的になるのは仕方ないことらしい。映画の感想になってないかもしれないけど、まぁそんな映画。



■恋するトマト クマインカナバー ごはん食べましたか? KUMAINKANABA (邦画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
何が正しいタイトルなのかわからないけど配信元は「恋するトマト」としか書かれていないのに、映画中では「クマインカナバー」だけがタイトルとして出てくる。エンドロールも「クマインカナバー製作委員会」だし。おそらくこれだと売れないと判断して配給時になって急にタイトル変えたんだろうね。まぁタイトルはどうでもいいか。茨城で農業を営むの中年男性が結婚に苦労してフィリピン人と結婚したけど結婚詐欺で騙されて今度は自分が悪人側になる…という話。個人的にはオチがいまいち。



■前科者 (邦画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
有村架純と森田剛主演。保護司に焦点を当てたドラマなんだけど、なんというか、普通に「日本のドラマだなぁ…」という感じだった。誰も悪い演技してない。森田剛のカツラみたいな髪型もいい。鼻水垂らしながら泣くシーンもまぁまぁ良かった。あと突然出てくるカトウシンスケさんも良かった。…なんだけど全体的に満足度が低かった。個人の感想だから仕方ない。ごめんなさい。



■レディ・バード (アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
最初は女性版の「SUPERBAD(童貞ウォーズ)」みたいな映画かなと思ったらもっとシリアスでリアルなテーマの話だった。人生はなかなかうまくいかないけど、こうやって生きて行くんだなって思えるストーリでとてもよかった。自分にあう世界で自分が好きなものを好きだと思って生きていきたいなって思う。いい映画。



■FATMAN 邦題:クリスマス・ウォーズ (アメリカ))
 3点(5点満点)★★★☆☆
メル・ギブソン主演。アメリカ政府と契約しているサンタクロースが武闘派で悪ガキや悪人をボコボコにしたりするストーリー。息抜き程度に見る分にはとてもいい映画。ラストシーンも好き。



■キネマの神様 (邦画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
本当は志村けんが主演のはずだった映画。そりゃ無理なのはわかってるけど東村山音頭のシーンは志村けんで見たかったなって思う。映画のテーマはまぁ…「松竹映画100周年記念作品」というのがよくわかる感じで、それ以上でもそれ以下でもないなぁって思ってしまった。



■崖っぷちの男 (アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
突然高層ホテルから飛び降り自殺しようとした男の本当の目的は…?みたいな感じのサスペンス映画。なかなか面白かった。ただ…最後のダイヤを取り返すシーンはさすがに偶然だよねって感じ。本来の作戦はどうだったんだろう。ラストでバーで打ち上げをするシーンで振り返った男を見て「全て計画済みでした!」みたいなオチの割にそのへん適当だったよなぁ…ってのがちょっと引っかかってしまった。
 

 

 

ここから下は個人的に低評価の映画。
好きな人がいたらごめんなさい。

 

 

 

■PLAY 25年分のラストシーン (フランス)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
25年分のホームビデオをつなぎ合わせたっぽい感じの映像の恋愛映画。ついこの前「行き止まりの世界に生まれて」という「本物」のそれを見てしまったせいで全然感情移入できなかった。本当の映像を使ったらこんなふうに逆に説明不足にならないし、説明が足りてたとしてもストーリーがいまいち共感しがたい。



■アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場 (フィンランド)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
第2次世界大戦前夜からのフィンランドの戦争を描いた作品。戦争のシーンがリアルなのはわかるんだけど、フィンランドの歴史を知らない自分が見てもちょっとわからないことだらけであんまり理解できなかった。映画が悪いんじゃなくて自分が見た感想としては正直なところそんな感じ。フィンランドの人が見たらきっと感動するはず。



■スイス・アーミー・マン (アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
ハリーポッター役で有名なダニエル・ラドクリフと、俺が好きなポール・ダノが主演。ダニエル・ラドクリフは死体役。ポール・ダノの演技はさすが。素晴らしい。奇妙なテーマの映画だからどう評価していいのか悩むけど、シンプルに自分にとっては面白くなかった。



■朝が来る (邦画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
養子縁組をした家庭に「私が生んだ子なので返してください」って言う人が現れるというのがメインストーリー。その設定だけで進めばよかったのに色んな要素を詰め込みすぎ。旦那の稼ぎや住んでいる階にまつわるマンション内のヒエラルキー、ママ友の軋轢、友人の借金の保証人、子供の嘘、無精子症による離婚の危機、子供が歌うエンドロール、毒親のせいで実の姉や親戚との軋轢、施設を運営ている人の病気、など。もうすこしシンプルでも絶対に作れたはず。フォーカスがどれなのか分かりづらい。ちなみに演技はすごくいいし、本当のドキュメンタリーみたいに見える自然な受け答えのシーンとかもすごくいい。



■ケープ・フィアー (アメリカ映画)
 1 点(5点満点)★☆☆☆☆
ロバート・デ・ニーロ主演のサスペンス。ロバート・デ・ニーロの狂気じみた演技はすごく良かったけど水に沈んでいくシーンはなんかいまいち。法廷モノじゃないからあれ以上やりようがなったのはわかるけど、もう少し犯人の利己的な怒りが法律的には一応筋が通ってるところをもう少し丁寧に見せてほしかったなぁと思う。最後に娘のモノローグで終わるのが解せぬ。このラストで本当に興ざめ。全体的に映画としては面白くなかった。1991年頃の映画ってもうちょっと面白かったはず。