最近見た映画とプチ感想。 | さんちゃん@れに推しと申します。

さんちゃん@れに推しと申します。

普段はツイッターに居ます。
http://twitter.com/takagirenioshi3/

コツコツ書き溜めていたら公開のタイミングを失いつつある映画の感想メモを放出します。完全に主観で点数をつけているのであんまり参考にならないと思います。★5と★4に限って、Amazon Prime Videoで見れそうなやつはURLつけておきました。


■メランコリック(邦画)
 5点(5点満点)★★★★★
町の銭湯が殺し屋をやらされてる話。めっちゃおすすめ映画。何を書いてもネタバレになりそうだけど、低予算映画としてこれ以上ないくらいの満足度だった。ラストもいいね。すげぇ映画っぽい。
AmazonPrimeの特典で見れるうちに是非見てほしい。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B086HWWM57/ref=atv_dp_share_cu_r


■ゆれる(邦画)
 5点(5点満点)★★★★★
これ以上ないくらい苦しい気持ちになる映画。ラストシーンを見るためだけに何も言わずとにかく見てほしい。田舎から都会に出て自由に暮らしているイケメンなカメラマンの主人公と、田舎のしがらみのなかでおっさん臭くなっていった兄貴と、幼なじみの女性の死。タイトル通り見ている自分の感情もこれ以上ないくらい揺れ動くとんでもない作品。見てからしばらくたってもこの映画のことを思い出しては胃の奥がずっしりと重たくなるような映画。俺みたいな非モテの男が見たら本当に絶望的な気持ちになる。映画だからいい。現実だとしんどい。そんな間違いなくおすすめ映画。
Amazon Primeでは有料レンタル。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01L9FDN6C/ref=atv_dp_share_cu_r


■あしたは最高のはじまり(フランス映画)
 5点(5点満点)★★★★★
一晩寝ただけの主人公相手に生まれたばかりの子供を押し付けて逃げたくせに、8年後に自分が母親だと名乗りを上げて娘の親権を要求してくる話。これ以上書くと展開が読めてしまうけど、展開の良さ、設定の良さ、登場人物の描写などが相まって、見終わった頃には涙がボロボロ出てきた。タイトルも素晴らしい。
AmazonPrimeの特典で見れる期間が終わってしまって残念。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B079K11R1W/ref=atv_dp_share_cu_r


■グッドボーイズ(アメリカ映画)
 5点(5点満点)★★★★★
バッドボーイズならぬグッドボーイズ。めっちゃ良かった。
SUPERBADを彷彿とさせる話だなと思ってたらセス・ローゲンがプロデューサーだった。子供の頃の友情が儚くて可愛くて、見ていてすごく心が動かされる話だった。コメディとしても面白いし、とにかくおすすめ。
AmazonPrimeの特典で見れる期間が終わってしまって残念。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0918Z9P71/ref=atv_dp_share_cu_r


■メメント(アメリカ映画)
 5点(5点満点)★★★★★
昔見たけどまた見たくなったので再視聴した。唯一無二の映画。短期記憶障害の主人公が数分前のことしか覚えてられないのに奥さんを殺した犯人に復讐する話。とにかく構成が面白い。初見だと頭の中が混乱するかもしれないがそれでもギリギリ見ていられる作りになっていてすごい。見たあと絶対に誰かにおすすめしたくなるような映画。とにかくおすすめ。見たことない人は見てほしい。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B018RTGBQ2/ref=atv_dp_share_cu_r


■かもめ食堂(邦画)
 5点(5点満点)★★★★★
昔見たけどまた見たくなったので再視聴した。フィンランドのヘルシンキを舞台にした日本人の食堂の話。のんびりした不思議な映画で、唯一無二だと思う。どれくらい唯一無二かというと、ほとんど同じテイストの映画「めがね」が全然パッとしないのに、かもめ食堂はずっと心の中に存在し続ける。そんな感じ。何を言ってるかわからないと思うけど説明しづらいので見てほしい。
ちなみにPASCOの超熟食パンのCMの元ネタはこの映画。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01HCOC75M/ref=atv_dp_share_cu_r


■タクシー運転手 ~約束は海を越えて~ (韓国映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
面白かった。コメディかと思ったらシリアスな展開だし、無駄なセリフもないし、見どころもきっちりあるし、登場人物の描き方もよかった。実話が元らしいけど、最後の後日談は「こうだったらいいな」って話だよね。だって記者はともかくたぶんあの運転手は…。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07JYZ1CBM/ref=atv_dp_share_cu_r


■グリーンブック(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
実話を元にした黒人差別に関する映画。アラゴルン役で有名なヴィゴ・モーテンセンが主演。すげぇいい映画だった。ロードムービーでもあり、人間ドラマでもあり。ケンタッキーフライドチキンを食べるシーンが印象的。手紙に関するエピソードとかも効果的。おすすめ映画。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07Y6P5MP1/ref=atv_dp_share_cu_r


■スーパー!(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
オタクっぽい中年がギャングに復讐するためになぜかスーパーヒーローになろうとして暴力に手を染める話。いやぁこれはヤバいね。世間がどう評価しようとこれはすごいよ。人によっては見て後悔する系の内容の映画だから全然おすすめしないけど俺はこの点数つける。こういう映画あってもいいと思うよ。KICK-ASSより好きかもしれない。どうせKICK-ASSもスッキリしないし。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09PFHTT7T/ref=atv_dp_share_cu_r


■Mr.ノーバディー(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
面白いアクション映画。平凡な毎日を暮らす男が主人公。のはずなのに、なぜか冒頭のシーンでは警察に取り調べを受けており、自分は「Nobody(誰でもない)」だと答えているシーンから始まる。展開も面白いしテーマも面白い。ちょっと無理やりなところもあるけどなかなかおすすめ映画。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09D7QTBYS/ref=atv_dp_share_cu_r


■ウィンド・リバー(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
ウィンド・リバーという地名のアメリカのインディアン居留地で発生した胸糞悪い事件を題材にした話。不幸な話なので明るくなりようもないんだけど、その中でもジェレミー・レナーが活躍してくれるから最後まで見ていられる。本当に胸糞悪くなる映画。それでも見てよかった。そんな感じの作品。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07KYWTHMP/ref=atv_dp_share_cu_r



■ストックホルム・ケース(カナダ・アメリカ合作)
 4点(5点満点)★★★★☆
いわゆるストックホルム症候群を描いた実在の銀行強盗事件を描いた作品。何がどうなってストックホルム症候群になるのかわかりやすく描かれていて良かった。同様にストックホルム症候群を描いた作品としては狼たちの午後が有名だけど、このストックホルム・ケースのほうがストーリーがわかりやすくていいかも。面白いのでおすすめ。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08YXZ53Z1/ref=atv_dp_share_cu_r


■恋のトルティーヤ スープ(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
味の想像がつかないけど美味しそうな料理がたくさん出てくるコメディ映画。オチにびっくり(笑)数カ月後には内容忘れそうな映画だけどAmazonPrimeとかで評価が高いのも納得。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0817KQXL4/ref=atv_dp_share_cu_r


■コンテイジョン(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
新型ウィルスが世界中に広がる様子を描いた作品。この映画が作られて8年後、我々の現実世界で実際に新型コロナウイルスがパンデミックを引き起こしたが、この映画の世界の方がよっぽどシンプルだった。現実はもっとひどい。そんな感じ。早くこの映画みたいに収まらないかなー。COVID-19。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00GBECL3I/ref=atv_wl_hom_c_unkc_1_37


■アドリフト 41日間の漂流(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
ヨットで太平洋を温暖中に遭難したカップルの実話を元にした話。色々書くと展開がわかってしまうのでシンプルに書くと、「最後まで目が離せない映画だった」。おすすめ。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08HXCH9BS/ref=atv_dp_share_cu_r


■はじまりのうた(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロ主演。音楽を題材にしたヒューマンドラマ。すごくよかった。ラブコメかと思ったけど違った。ハルク役で有名になってしまったマーク・ラファロだけど、もともとはこういう映画によく出てる人なので、すごくいい感じだった。だんだんイケメンに見えてくるから不思議。キーラ・ナイトレイがそんなに美人扱いされてない役どころなのもいい。娘のギターがSquierなのもいい。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01BHOX4T6/ref=atv_dp_share_cu_r


■ヒステリー・オブ・バイオレンス(アメリカ映画)
 4点(5点満点)★★★★☆
アラゴルン役で有名なヴィゴ・モーテンセンが主演。Mr.ノーバディーと同じような話。田舎で暮らす平凡な男性が殺人犯を撃退するところからマフィアに狙われ始める。圧倒的な暴力感がいい感じだし、奥さんとのシーンが妙にエロい。映画自体は3点って感じだけどその2つでプラス1点って感じ。残念ながらお金を払ってもAmazon Prime Videoでは見ることができない。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000GIWLRG


■悪の法則(アメリカ・イギリス合作)
 3点(5点満点)★★★☆☆
弁護士が小遣い稼ぎに悪の世界に足を踏み入れたら想像以上に怖い世界だったみたいな話。てかまじで怖すぎるわこんなの。やっぱりどんなに金が稼げても真っ当に生きたほうがいいね。悪い世界がちゃんと怖いっていうのが見たい人にはおすすめ。すごく絶望的なので閲覧注意。


■キャッシュ・トラック(アメリカ・イギリス合作)
 3点(5点満点)★★★☆☆
ジェイソン・ステイサム主演のアクション。復讐に燃えるけど自分自身も悪人という役。展開というかストーリーがあんまり好きじゃなかったけどジェイソン・ステイサムのアクションとしては満点に近い映画だと思う。
それにしても邦題がひどすぎる。現代は「WRATH OF MAN」で、訳すなら「ある男の激しい怒り」みたいな感じ。全然キャッシュトラックの話じゃない。


■SAFE セイフ(アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
ジェイソン・ステイサム主演のアクション。今回はいい人役。中国人ギャングがめっちゃ極悪で見ていて気持ちが悪い。まぁ普通にジェイソン・ステイサムを堪能できる映画って感じ。特別良くも悪くもない。


■プライドと偏見(イギリス映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
「高慢と偏見」のリメイク。イギリスの当時の社会に興味がないとたぶんきつい。まぁまぁ面白かったけど主役の女性は「そんなに美人じゃない」はずなのに主演のキーラ・ナイトレイがどう見てもウルトラ美人なのがちょっと。当時のイギリスの中流階級のお嬢様のお辞儀が美しいのでそういうのを見るのはとてもいい。


■マンチェスター・バイ・ザ・シー(アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
めっちゃ暗い話。暗い映画が好きな人にはおすすめ。ケイシー・アフレックの演技は素晴らしい。兄が死んで甥の後見人に指名された主人公が街に戻りたくない理由、過去が徐々に明らかになっていく話なんだけど、見てて辛くなる。映画だからって何でもかんでもハッピーエンドじゃないんだぜって感じが素敵。ちなみにマンチェスター(イギリス)の話かと思ったら、アメリカにあるマンチェスター・バイ・ザ・シーという街の話だった。


■摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に The Secert of My Success(アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
マイケル・J・フォックスの代表作の一つ。雑用係が役員のフリして出世してくコメディ。ストーリーはまぁまぁ無理があるけどオチは面白いしマイケル・J・フォックスもかっこいい。バック・トゥ・ザ・フューチャーと違って「昔の映画!」って感じ。


■AK-47 最強の銃 誕生の秘密(ロシア映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
ミハイル・カラシニコフが後に「AK-47」と呼ばれるアサルトライフルを開発するまでの話。AK-47がどういうものなのかある程度知らないとなんの映画なのかさっぱりだと思うし、砂が詰まっても撃てるとか、容易に製造できるとか、そういう描写が少ないのがちょっと残念だった。サブテーマであるラブストーリーとしてもまぁ、うん、いまいちかな。
あとミハイル・カラシニコフ本人は純粋に祖国を守るために開発したので、AK-47が世界中でコピー品が作られたりテロリストに使われたりしている現在を嘆いているんだけど、個人的にはそのへんの話も盛り込んでほしかった。


■ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~(フランス映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
どう見てもロバート・ダウニー・Jrにしか見えないフランス俳優のジョゼ・ガルシアが主演のコメディ映画。高速道路で車の自動運転が壊れてブレーキが効かなくなってパニックに陥るという設定は面白いし、あれやこれや試す姿も面白いんだけど、明らかに60km/hくらいしか出てない感じが出てしまっているので、それなら設定もそれでよかったと思う。どっちみち飛び降りたら死ぬ速度だし。


■めぐり逢わせのお弁当(インド映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
誰も踊らないインド映画。お弁当を届けるシステムで「あり得ない」誤配送をきっかけに心の交流を交わしていく男女の話。もうちょっと何かがあればもっと感動できただろうに…というのが素直な感想。


■ヒッチャー(アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
古いサスペンス映画。ヒッチハイクした男性がサイコパスの殺人鬼で、必死に車から落としたけど別の車で追いかけてくるっていう話。恐怖の描き方がなかなかすごい。「激突!」とかとは違った面白さがあった。あと、犯人がブレードランナーのレプリカント役の人でなんか感動した。見終わったあと何もすっきりしないので見る人を選びそう。


■バトル・オブ・ザ・セクシーズ(アメリカ映画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
スティーヴ・カレルが出演しているのでコメディかと思ったら違った。性別の戦いみたいな意味。プロテニスの女性リーグは男性と違って商売にならないという認識がはびこる世界で女性差別と戦った実話がベース。エマ・ストーンの演技が素晴らしい。また、ロバート・ダウニー・Jrに似てることで有名なアラン・カミングの演技も見れる。個人的にはあんまり楽しめなかったので3点。好きな展開じゃなかった。


■光のお父さん(邦画)
 3点(5点満点)★★★☆☆
父とうまく話せない息子がオンラインゲームの世界で父親と話すみたいなのが主軸の話。よかった。でも3点。

 

ここから下は個人的に低評価の映画。
好きな人がいたらごめんなさい。



■ハクソー・リッジ(アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
浦添での沖縄戦で武器を持たずに治療に専念した衛生兵をアメスパ役で有名なアンドリュー・ガーフィールドが演じた話。戦闘シーンがゲームみたいでちょっとリアリティに欠けた。日本兵の描き方についてはまぁアメリカ映画なんだからこんなもんだと思う。全体的にイマイチ。


■ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
太ってる女性がマラソンをして周りも少しずつ変わっていく話。実話が元ネタらしいけど、まぁそんなにって感じ。主人公のジリアン・ベルはすごくいい。


■461個のおべんとう(邦画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
実話を元にした話で、映画ではInstagram、実話はツイッターに高校生の息子のために作ったお弁当を毎日投稿していた実在のミュージシャンの話。たぶん実話のほうがいい。ライブのシーンとか余計だなぁって感じ。実に邦画っぽい失敗を感じる。ちなみにやついいちろうさんがミュージシャン役で出てたのと、フェスのポスターにASID MADが書いてあったのは個人的に好き。


■人生スイッチ(アルゼンチン・スペイン合作)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
何が「人生スイッチ」なのかよくわからん邦題だけど、色々やらかしてしまった人たちを描いた短編映画集。グロい描写も多いけどそれなりに面白い。こういうのは嫌いじゃないからもっと見たい。でも2点。そんな感じの映画。深夜のテレビで見たらすげぇ面白いと思う。


■アーカイヴ(イギリス映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
死んだあとに数ヶ月は意識や記憶をバックアップしておける装置がある未来を描いたSF映画。オチはなかなかよかった。謎の山梨県の描写もそういう意味ではすごくよかった。ただ残念ながらロボットの心理描写とメインストーリー(本当はサブストーリー)が悪すぎる。ロボットのデザインも無理がある。


■シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(フランス映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
ジャン・レノが主演のコメディ映画。似たようなタイトルのフードトラックの映画とは別。味覚がなくなったシェフと性格に難があるシェフが出会ってレストランを再建していくのが主軸の話。お料理番組のシーンとか笑えるところもあるけど、なんか全体的にイマイチ。


■ビジネスウォーズ(アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
ヴィンス・ボーン主演のコメディ。パッとしない。いわゆる境界知能もしくは軽度知的障害の人物の描写も微妙。


■ドロステのはてで僕ら(邦画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
小劇場の作品を映画化しました!みたいな感じの邦画。好きな役者さんとか出てて雰囲気もいいけど、残念ながら2点って感じ。深夜のテレビで見たら絶賛したくなるような作品。何かが惜しい。


■ロング・ショット 僕と彼女のあり得ない恋(アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
セス・ローゲン主演のラブコメディ。ジャーナリストが幼なじみ(正確には自分の幼少期のベビーシッター)と恋に落ちて、相手が大統領候補になるみたいな話。まぁまぁ面白い。セス・ローゲンはいい役者なのに、なぜか自分が主演の映画になるとどうしてもこう、なんというか、パッとしない。セス・ローゲンすごくいいのにね。なぜだろうね。脇役の方がいいのかな。


■世界一キライなあなたに(アメリカ・イギリス合作)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
明るい「海を飛ぶ夢」って感じ。自殺が合法化されたあとの話なのでレビューとかを見てると純粋に死を悲しむことができる人が多いみたいだけど、俺はどうしても「海を飛ぶ夢」がチラついてダメだった。なんか話がきれいすぎる。もっと周りの人間が感情むき出しにしてほしかった。


■クリミナル 2人の記憶を持つ男(アメリカ・イギリス合作)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
死後に脳内の記憶を他人に移植する手術で極悪犯が世界を救うという話。設定と展開は面白かったんだけど、最後の方まで警察官を殺してたのに「いい人」みたいに終わるのがすごく納得いかない。


■永い言い訳(邦画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
本木雅弘が主演。事故で奥さんを失った男性が、自分自身は浮気をしており、その後の人間もドロドロしていく様子を描いた作品。本木雅弘もさることながら黒木華や竹原ピストルの演技もすごくいい。最後のほうに出てくる女性の吃音の演技もすごくリアルでよかった。ただ、なんかこう、引き込まれないというか、いまいち感情移入しづらい人物描写で、あんまりしっくりこなかった。原作の小説は面白いんだろうねきっと。


■ファナティック ハリウッドの狂愛者(アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
ジョン・トラボルタがストーカーを演じる。知的障害なのか何らかの自閉症的な症状があるのか、とにかく主人公の描き方がこれじゃない感じがする。バッドエンドなのはまぁ別にいいと思う。あんまりしっくり来なかったのでおすすめはしない。


■47歳 人生のステータス(アメリカ映画)
 2点(5点満点)★★☆☆☆
ベン・スティラーが出演しているのでコメディかと思ったら違った。いわゆる中年の危機と他人の嫉妬や劣等感を描いた作品。言いたいことはわかるしベン・スティラーの演技もいいんだけど、どうもしっくりこなかった。アメリカが舞台だからかな。いまいち。


■ちょっと今から仕事やめてくる(邦画)
 1点(5点満点)★☆☆☆☆
英語で始まる必要性が微妙。もちろんラストまで見たけど、結局何が見せたいんだ…って興ざめしてしまった。もっと小さく「仕事を辞める話」で作れたんじゃないの?って思ってしまった。まさかの展開っぽく作ってるけど普通に予想の範囲内だったので、全体的にすごく残念だった。


■ワンダーウーマン1984(アメリカ映画)
 1点(5点満点)★☆☆☆☆
DCコミックスの映画。ストーリーがいまいち、展開がいまいち、設定がいまいち、おまけに撮影や編集のミスも多い。褒められるところが殆どない。全然おすすめしない。


■弁護人(韓国映画)
 1点(5点満点)★★☆☆☆
同じ主人公の「タクシー運転手」が良かったから期待して見てみたけど、個人的にはあんまりしっくりこなかった。あくまでも韓国国内の司法制度に関する話なので、ちょっと日本人が見ても面白くない映画かな。だって韓国って遡及法が成立するくらい「法治国家じゃない」イメージだから。韓国人が見たら面白いと思う。よく知らないけど。まぁとにかく予備知識なしで見てもそんなに楽しめなかった。


■明け方の若者たち(邦画)
 1点(5点満点)★☆☆☆☆
DISH//の北村匠海主演。大卒~社会人数年目までのドロドロした恋愛を描いた作品なんだけど、後半の展開でドン引き。俺は好きになれなかった。見る人によっては燃えるような恋心に切なくなると思う。単に好みの問題。そういうのが好きならおすすめだと思う。あとセリフが不自然。小説じゃないんだからセリフじゃなくて映画的手法で語ってほしいなぁって思うところがけっこうあった。ちなみに北村匠海くんがリアルなセックスっぽいシーンを演じてるのでそこは面白かった。

 

以上、ここ最近みた映画の感想でした。