岐阜市の伊奈波神社を訪れました。
物部氏ゆかりの神社だそうです。
本殿に向かい境内を歩いていると、右側が気になり目を向けました。
「福徳 黒龍大神」なるものが祀られています。
物部氏と黒龍。
藤原氏とイルミナティ13血流の李家に、形を変えた「トート(ニニギ)信仰」である「歪んだ釈迦信仰」があるように、物部氏にも形を変えた「トート(ニニギ)信仰」があるようです。
黒龍はニニギを表した存在です。
シリウスのニニギは複数の意識次元に存在しますが、その大元の存在はクマラ五兄弟の一人のサナカ・クマラです。
クマラ五兄弟にはそれぞれ対応する色(エネルギーの色)があります。
それは「五色」です。
サナカを表す色、サナカのエネルギーの色は「黒=紫」です。
クマラ五兄弟はシリウスにおいては龍族として存在するため「龍」としても表されます。
ですから「黒龍=ニニギ」になります。
黒龍を祀るということは、トート(ニニギ)を祀っていると言い換えられます。
物部氏の神社に、黒龍が祀られていることから、物部氏にも「トート信仰(ニニギ信仰)」があることがわかります。
「トート信仰(ニニギ信仰)」をもつ闇側の者がニニギを祀る時に使用するのは、「瓊瓊杵尊」だけではないようです。
名を変え、また他の存在として、ニニギを祀っている場合もあるようです。
黒龍はその一例と言えるでしょう。
光側の代表者でありながら闇落ちした、ニニギとサクヤを闇側の者たちは崇めているようです。
瓊瓊杵尊や木花開耶姫命を祀っている場所は、強くエネルギーの封印を行っている場所と言えそうです。
以前の記事に藤原氏には「歪んだ釈迦信仰」があるのだろうと書きました。
イルミナティ13血流の李家にも釈迦信仰があるそうです。
釈迦(シッダールタ)は、シリウスのニニギが転生した人物です。
ですから、「歪んだ釈迦信仰」は「トート(ニニギ)信仰」であると言えます。
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伊奈波神社は、景行天皇14年に五十瓊敷入彦命を祀ったのがはじまりだそうです。
五十瓊敷入彦命は、おそらく大国主(ニギハヤヒ)ではないかと思います。
ニギハヤヒは、スサノオの第五子であり、皇位継承の証である十種神宝を受け継ぐ者でした。
「五十」という字には、そんな意味が含まれているのではないでしょうか。
ちなみに同じく「五十」が名に含まれる「五十猛神(イソタケルノミコト)」は、大国主のことです。
神奈川から東京にかけて流れる鶴見川沿いには、杉山神社という忌部氏が建てた神社が70社以上点在します。
この杉山神社に祀られる祭神は、ヤマトタケル(=大国主)やスサノオ、そして五十猛神の名が多く出てきます。
要するに、スサノオとその息子であり跡継ぎのニギハヤヒ(大国主)を祀っている、もしくは、現代ではスサノオに置き換えられてしまった牛頭天王(スサノオの妻)と大国主を祀っているということになります。
このことから、忌部氏は出雲族(もしくは出雲族と関係が深い人々)であることがわかります。
稲葉(伊奈波)という地名は、おそらく「いんば」「いんべ」などに繋がるのだろうと思います。
千葉県の印旛(いんば)沼周辺には、ニギハヤヒを祀る鳥見神社が20社以上点在します。
この岐阜市の伊奈波神社や岐阜城のあるあたりが、出雲族にとって重要な場所だったのだろうということが推察できます。
現在、伊奈波神社に祀られる五十瓊敷入彦命には、瓊瓊杵(ニニギ)の「瓊」という字が含まれています。
これにより、この地に残されたニギハヤヒ(大国主)のエネルギーの減退など、封印の目的があるのかもしれません。