さて、一つ前の記事に瓊瓊杵尊(ニニギ)と木花開耶姫命(サクヤ)は、光側の代表者的存在でありながら闇落ちした二人であり、闇側の者たちが崇める存在であることを書きました。
「サクヤ=イナンナ=リリス=カーリー」
リリスやカーリーは、闇側の者たちが行う悪魔崇拝の対象であり、日本においては「サクヤ」の名を使って土地のエネルギーの封印などを行っていることを書きました。
サクヤは闇側の者たちが崇める対象ではありますが、それほど重要視されていないのだろうと感じます。
闇側の者たちが重要視し崇める真の対象は「トート・ヘルメス」なのだろうということが見えてきました。
何故、トートを重要視するのでしょうか。
それは、闇側の者たちのルーツはアトランティスにあるからではないでしょうか。
アトランティスのリーダーであったトート・ヘルメス。
トートは、恐怖による支配、統治を行い、ピラミッド式支配構造を作り上げた存在です。
そして、遺伝子工学を生み出し、それによって「人類」を創り出しました。
アトランティスの人々は、トートを「神」と崇めました。
トートがそのように人々をコントロールしたからです。
そして、アトランティスの特権階級にあった人々は、自分たちを「特別な存在」へと仕立て上げてくれたトートを殊更に崇めていただろうと推察できます。
以前の記事に書きましたが、アトランティスの特権階級にあった人々には、このような立場の者たちがいました。
トートが「選ばれし者」と呼び特別に扱った科学者集団。
そして、アトランティスの基盤を築いたと言って良い、オリオンの戦士の血を引く神官たち(魔術師集団)。
トートはオリオンから地球にやってきた存在ですから、オリオン人の血を引く神官たちとトートの間には強い繋がりがあったのではないでしょうか。
アトランティスが崩壊の危機にあった時、サナンダ・クマラがアトランティスに転生し、人々の目覚めを促した・・・という話をこれまでに書きました。
その時に「アトランティスの在り方は良くなかった」という自省とともに、覚醒(霊的成長)の道を選択した魂が多くいたと思われます。
彼らは「最終的にはアセンションを達成する(今回のアセンションは集団アセンションではなく、個人において行われると言われています)」ということを目標に霊的成長の道を歩み、転生を繰り返しているはずです。
しかし、霊的成長の道を選択することなく、「自分たちは特別」という状況を維持したいと強く考えた魂たちも一定数いたのだと思われます。
要するに「アトランティスの在り方を踏襲し続けたい」と考える人々です。
その選民意識に囚われた者たちが地球にやってきては、アトランティスと同じようなピラミッド式支配構造を創り上げるべく活動を続けてきたのでしょう。
そして、その者たちは、かつてピラミッド式支配構造を創り上げたトート・ヘルメスを未だ「神」として崇め「トート信仰」を行っているようです。
一つ前の記事にも書きましたが、トート・ヘルメスはシリウスの龍族のニニギが転生した存在です。
ニニギは複数の意識次元に存在します。
ニニギの他次元においての存在を、私が現時点で知らされている範囲で書き出したいと思います。
・ニニギのさらに高次元の存在は、サナカ・クマラ(光側の代表者といえるクマラ五兄弟の一人)です。
・サナカ・クマラのさらに高次元においては「大天使」として存在することを思い出しました。
しかし、その大天使の名はまだ思い出していません。
・アセンデッドマスターのセント・ジャーメイン(サンジェルマン伯爵)
・釈迦(シッダールタ、ブッダ)は、ニニギが転生した人物だそうです。
他にも、ニニギが転生した人物を何人も思い出していますが、必要に応じて今後書きたいと思います。
(闇落ちしたのはニニギのエネルギーの一部。ですから、セント・ジャーメインなど他の存在は闇落ちした存在ではありません。)
そして、闇側の者たちの「トート信仰」の対象は、トート・ヘルメスのみならず、ニニギが転生した人物や、ニニギの異次元の存在に対してまでも及ぶようです。
まるで「熱狂的なカルト」のようでもあります。
「他者を猛烈に崇める」という行いは、霊的成長の進んでいない低次元の者たちの行いと言えます。
上に記した、セント・ジャーメイン。
彼はフリーメイソンの設立に関わっているという話を読んだことがあります。
サンジェルマン伯爵が記したとされる「三重の叡智」という本があります。
この本の解説の中には、このように記されています。
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偉大なるイルミナティストであり、薔薇十字団やフリーメーソンとも大きな関わりを持つとされる人物・・・
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セント・ジャーメインは、不死であったり、不思議な力を駆使したという伝説が残されています。
これは、おそらくエクスカリバーという霊力の操り手であったということだと思います。
エクスカリバーを地球上で扱うことが許されるのは、おそらくクマラ五兄弟のみなのではないかと感じます。
空海や大国主(=聖徳太子)も、エクスカリバーの操り手でした。
この二人はクマラ五兄弟の一人であるサナンダ・クマラが転生した人物です。
フリーメーソンは、当初は光側がその目的に沿って設立した団体なのだろう思います。
光側の者が残した教えや組織などを、乗っ取り歪めるというのは、闇側の常套手段と言えます。
セント・ジャーメインは、闇側の者たちが崇めてやまないトート・ヘルメスの「別の姿」と言っても良い人物です。
そのセント・ジャーメインが設立に関わった団体であるフリーメーソンを、闇側の者たちが手中に収めたいと考えたであろうことは察しがつきます。
「あの素晴らしき御方であるトート様(サンジェルマン伯爵)が設立した組織こそ我らの活動の拠点とすべきだ」
こんな風に考えたのでしょうか。
「イルミナティ 悪魔の13血流」という本には、ルシファー信仰のイルミナティという組織がフリーメーソンの中に入り込んでいったと書かれています。
「フリーメーソン内部にイルミナティを置き、効果的に拡大していけるようにした」のだそうです。
そして、そのフリーメーソンやイルミナティにおいては、「プロビデンスの目(ピラミッドと目)」や「オベリスク」を好んで象徴として使用するようです。
これは何故かと言えば、「プロビデンスの目」も「オベリスク」も、アトランティスのトートの象徴と言えるからです。
次の記事で詳しく書きたいと思います。