伊勢への旅の時、私は伊雑宮も訪れた。
私は無意識に伊雑宮と内宮で感じた氣を比べていた。
内宮で感じた、あの荒れた氣・・・
不快感とともに足早に内宮を後にした。
伊雑宮には清々しい氣が漂う。
伊雑宮こそが大切な場所なのではないか。
私は先入観のない状態で氣を感じられるよう、旅の前には出来るだけその神社や寺の情報に触れないようにしている。
伊雑宮と内宮の正反対ともいえる氣の質の違い。
私の心の中にそれが強く残っていたため、帰宅後、少し調べてみた。
何気なくgoogleマップで伊雑宮のレビューを読んでいた。
すると、一つのレビューが私の関心を強く引いた。
そのレビューには、このように書かれていた。
「あるホテルの女将さんに『本物のお伊勢さんがいます』と教えて頂き伺いました」
私が感じたことと同じことを、地元の方が語っている。
伊雑宮のWikipediaで、祭神について確認すると、何だか訳の分からないことがごちゃごちゃと書いてある。
真実を隠したいのだろう。
そのための国家神道であり、神社庁なのだろう。
私が伊雑宮で感じた氣は、法隆寺で感じた氣を弱めたような感じと言えば良いだろうか。
微細な光の粒子を感じるかのような清々しい透明感のある氣だ。
後に詳しく書きたいと思うが、聖徳太子は蘇我入鹿を元に創られた架空の存在だと感じている。
そして、蘇我入鹿は大国主なので、法隆寺に漂う氣は、大国主の氣と言い換えられるだろう。
私は訪れなかったが、伊雑宮の近くには境外所管社の佐美長神社があるそうだ。
佐美長神社の祭神は、大歳神。
「稲穂をくわえた鶴を大歳神として祀った」とのこと。
鶴(=鳥)は、ニギハヤヒの象徴。
宇宙の存在であるアーリオーンは、このように語る。
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出雲族の族長であったフツは、息子スサノオ、スサノオの第五子であるトシ(後のニギハヤヒ)らを伴って、九州に住む日向族の制覇に乗り出した。
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詳しくは下記の記事を参照。
スサノオの息子であるトシは、後にニギハヤヒとなり、大国主となったのだろう。
大歳神は「トシ(=ニギハヤヒ=大国主)」
地元の方が「本物のお伊勢さんがいる」と語る伊雑宮のあたりは、ニギハヤヒ(=大国主)と縁の深い地であったことが見えてくる。
伊勢津彦神の別名は、出雲建子命。
伊勢津彦はニギハヤヒ(=大国主)であると言われている。
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伊雑宮の御田植祭の竹取神事では、五色の上に「太一」と書かれた団扇が使われるそうだ。
「観光三重」より画像をお借りしました。
太一は、大国主。
五色は地球と人類を守護してきた光側の代表者といえる五兄弟を表す。