私は直感と感覚による謎解きを行っているが、私の中で主軸としている情報がある。

謎解きが始まってしばらく経った頃に、インスピレーションによって、この本の情報を降ろされた。

 

アートライン・プロジェクト著

「アーリオーン・メッセージ 来るべき地球大変動の真相」

 

読んでみると、私のアンテナが反応した。

この本が発するエネルギーに強く反応したと言っても良いかもしれない。

 

チャネラーの北川恵子氏が、古くから地球を見守ってきた宇宙の存在から受け取った話がまとめられたものだ。

皮肉にも、この地球上で暮らしてきた私たち人類よりも、外側から見守ってきた存在たちの方が「地球の真の歴史」を知っている。

 

 

以下 「アーリオーン・メッセージ 来るべき地球大変動の真相」より転載

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紀元前三~二世紀にパミール高原を旅立ったいくつかのアマ族のグループのうち、二グループは、最終目的地をユーラシア大陸の東の果てに位置する日本列島に据えていた。

「活火山の多い日本列島こそ、人類の進化と活性化に適した特殊な磁場を持つ地域である」という観測が、当時のアマ族によってなされたらしい。

パミール高原を発った二つのグループは、陸路と海路の二手に分かれて日本を目指した。・・・

 

最初に日本に到着したのは、陸路をたどったグループだった。

中国の江南地方から博多湾沿岸に上陸した陸路グループは、九州の原日本人(縄文人)の集団を併合しつつ、土地の豊な九州の東海岸や日向(ひむか)地方へと南進し、強大な国家を作り上げた。

このグループを、以後「日向(ひむか)族」と呼ぶことにしよう。

古事記や日本書紀の中で、日本の国土と諸神を生んだ神として描かれているイザナギ・イザナミは、この日向族の族長クラスの人間であったようだ。

 

一方、海路をたどったグループは、東南アジアの島々を経て朝鮮に渡り、壱岐島から出雲というルートで、陸路グループよりもやや遅れて日本上陸を果たした。

海路グループの族長は、スサノオの曾祖父、およびスサノオの父フツであった。

この血統は、後にスサノオと、ニギハヤヒという偉大な二人の人物を輩出することになる。

以後、このグループを「出雲族」と呼ぶことにしよう。

 

この「出雲族」のグループは、日本の歴史において不当に貶められ、卑しめられ続けてきた。

そして、その不正確な歴史観が、実は今日の日本がもつ”根源的な歪み”につながっている・・・

 

パミール高原を出発するとき、陸路・海路、両グループのアマ族は「日本で落ちあった後、一致協力して日本を治め、人類の進化と文化の降盛を促す」という手はずを整えていた。

ところが、先に日本に到達し、すでに強大な国を建設しつつあった日向族は、出雲族との協力を拒み、出雲族が保持する皇位継承の証「十種神宝(とくさのかんだから)」の引き渡しを要求してきた。

 

そこで、出雲族の族長であったフツは、息子スサノオ、スサノオの第五子であるトシ(後のニギハヤヒ)らを伴って、九州に住む日向族の制覇に乗り出した。

出雲族の強大な勢いに恐れをなしたイザナギ、イザナミは、娘のアマテラスをスサノオの妻として差し出すことによって衝突の回避をはかり、二部族間の同盟を申し出た。

このスサノオとアマテラスの婚姻によって、出雲族と日向族は結びつきを深め、当初の予定通り緊密な協力体制を培っていくことになる・・・はずであった。

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この本の中で、このように語られている。

 

アマテラスとスサノオの政略結婚に強く反対する者たちがいたとのこと。

すでに掌握しつつあった自分たちの権限が弱まることを危惧したらしい。

彼らのことを「アマテラスの義弟たち」と言っている。

歴史には彼らの名は残っていないとのこと。

乗っ取りを図った者たちが、ご丁寧に自分たちの素性を歴史に刻むとは思えない。

 

上に転載した一部分を読んだだけでも、いかに日本書紀が偽りに満ちているかがわかると思う。

 

アマテラスとスサノオは、姉弟ではないこと。

スサノオにはすでに「トシ」という息子がいるのだから、アマテラスは政略結婚によって結ばれた「後妻」と言って良いのではないか。

 

そして、皇位継承の証は「三種の神器」ではなく、「十種神宝(とくさのかんだから)」であったこと。

「十」は、完全を表す数字。

「三」は、日向族を表す数字。

「八」は、出雲族を表す数字。

皇位継承の証とされる「三種の神器」に、日向族の数字が入っているのは偶然だろうか。

 

皇位継承の証「十種神宝」を有していたのは出雲族であったこと。

 

イザナギ、イザナミは、日本列島を作った「神」とされているが、ただ単に日向族の族長という存在に過ぎないということ。

アマテラスは、この男女(イザナギ・イザナミ)の娘である。

 

日本の歴史上、繰り広げられてきた二つの勢力の争いは、出雲族と日向族の対立が原因となっているとアーリオーンは語る。

 

蘇我物部抗争、源平合戦、南北朝の対立、攘夷派と佐幕派の対立・・・

 

 

 

人類の進化と文化の降盛を促すことを目的とした出雲族は、「光側の存在」と表現しても良いと私は思っている。

スサノオはサナト・クマラが転生した姿であると思われるし、大国主はサナンダ・クマラが転生した姿なのだろう。

 

出雲族と日向族の対立は言い換えれば、

「人類の霊的進化をサポートしアセンションを助ける者たち」と「人類の霊的進化を邪魔してアセンションを阻止したい者たち」との対立と言って良いのではないか。

 

何故アセンションを邪魔したいのか?

霊的に進化した存在を洗脳し支配することは出来なくなるからだ。