ニギハヤヒという存在は「謎」が多いとされている。

 

以前の記事に書いたが、ニギハヤヒという名はシリウスの龍族の存在の名である。

 

ミナミAアシュタール著「日本列島から日本人が消える日」という本の中で、シリウスの龍族であるサクヤという存在が、そのことについて語っている。

サクヤは、ニギハヤヒのツインソウル(魂の夫婦)だ。

サクヤの大元の存在はレディ・ナダであり、ニギハヤヒの大元の存在はサナンダ・クマラとなる。

 

 

そして、宇宙の存在であるアーリオーンは、ニギハヤヒについてこのように語っている。

 

アートライン・プロジェクト著「アーリオーンメッセージ」より転載

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出雲族の族長であったフツは、息子スサノオ、スサノオの第五子であるトシ(後のニギハヤヒ)らを伴って、九州に住む日向族の制覇に乗り出した。

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ニギハヤヒという地球に存在した人物は、シリウスの龍族であるニギハヤヒが転生した人物だと思われる。

地球においても、シリウスでの名を名乗ったのだろうか。

 

そして、ニギハヤヒは、後に大国主になったのだろう。

 

ちなみに、ニギハヤヒの元の名が「トシ」であることからわかるように、大歳神は「=ニギハヤヒ=大国主」と言って良いだろう。

 

ニギハヤヒは伊勢津彦と同一という説がある。

そして、大阪の磐船神社や石切剣箭神社でもニギハヤヒは祀られる。

 

奈良県の生駒にあるニギハヤヒ縁の地の数々。

千葉県印西市近郊の20社ほど存在する鳥見神社でもニギハヤヒを祀る。

 

これだけ見ても、ニギハヤヒが広範囲に影響を及ぼしていたことがわかる。

日本を統べる存在だった、もしくは、多くの土地で精神的中枢のような存在として認識されていたと考えるのが自然ではないだろうか。

 

奈良県の生駒には、「鳥見白庭山の碑」がある。

ニギハヤヒが本拠地とした場所だと言われている。

 

そして、千葉の印西市の鳥見神社。

どちらにも「鳥見(トミ)」が含まれる。

 

ニギハヤヒと縁のある生駒の稲蔵神社の神司である森田一彦氏の著書「生駒の天孫ニギハヤヒと稲蔵神社」。

この本の中に、このようなことが書かれていた。

「山形県と秋田県にまたがる鳥海山には、饒速日の降臨伝説がある」

「鳥海山の元の名は、トミヤマ」

 

ニギハヤヒが降臨したという鳥海山。

ここにも「トミ」「鳥」が含まれる

 

ニギハヤヒには、何かと「鳥」がついて回るということがわかる。

 

ニギハヤヒの大元の存在は、サナンダ・クマラである。

そのサナンダは、烏天狗として祀られていることを以前書いた。

 

天狗は天使でもある。

 

 

「鳥」として表されるニギハヤヒ(=サナンダ)。

 

「鳥」が何を表すのかと言えば、「天=宇宙=父」と「地=地球=母」を結ぶ「人=子」なのだろう。

天は父(スサノオ=サナト・クマラ)であり、地は母(スサノオの妻・ニギハヤヒの母=レディ・ヴィーナス・クマラ)であり、その二者を繋ぐのが「子」であるニギハヤヒ(サナンダ・クマラ)なのではないか。

 

ニギハヤヒと「鳥」。

この関係性について思いを巡らせた後、しばらくするとある1冊の本が示された。

天鳥船石という呪具を先祖から受け継いだという人物の本だ。

 

次の記事で書きたい。