こんにちは!
マニアックな野菜の話、読んでいただいて、ありがとうございます!
嬉しいよぅ
今日は、タイミングについてです。
前回の続き↓みたいになるんですけども。
お店で種を買うと、袋の背面に日本全国の気候(地域)と、その地域ごとの播き時、収穫期、種の播き方が書いてあります。
だいたいその時期に合わせて植えると、スムーズに育つ目安なわけです。
春に蒔くべき種を夏に蒔いたりすると発芽しませんし、運よく発芽しても大きくなる前に日差しで枯れてしまったりします。
しかし、パッケージの播き時に合わせて蒔いても、全く芽が出ないこともあります。
何週間たってもシーン…ってなってて、あれ?植えなかったんだっけ?と掘り起こして確認しそうになるくらい、何もでてきません
年によって気候がずれたりするので、同じ時期に蒔いてても「今年はうまくいかないなー」ってことが、時々あるのです。
んでもって、春に蒔いて発芽せず「ダメだったなー」って思ってたら、秋にひょっこり芽が出てきたり、なんなら翌年の春に唐突に出てくることもあります。
そうです。
種は、自分が一番良い(育ちやすい)タイミングを見計らって出てくるのです。
種子はベストなタイミングを知っています。
あんなにちっちゃいゴマ粒みたいな種子の中には、大いなる自然の叡智が凝縮されていて、然るべきときにちゃんと芽を出すわけです。
(たまに間違っちゃうやつもいますが)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240607/18/sanaeyoga/58/2e/j/o0810108015448597533.jpg?caw=800)
いきなりですけど、ヨーガ哲学でも”種”という言葉はよく使われます。
サンスクリット語だと”ビージャ”と言います。
全てのエネルギーをギューッと凝縮した点や粒を表す言葉です。
ビンドゥ(点)ということもあります。
その”種”が、私たちひとりひとりの中にちゃんと存在している(けど、心が定まってなくて認識できない)、というのがヨーガ哲学での大前提なのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240607/18/sanaeyoga/b4/cc/j/o0810108015448597538.jpg?caw=800)
野菜も、ヨガも、能力も、然るべき時に、然るべき場所で、芽がでるもんだ、と。
それが、自然の摂理なんだ、と。
カルマとか、そういうのもあるんだけど、その話はまた今度。
ヨガインストラクターとして日々レッスンしてるけど、うまくいかない…、
このアーサナ(ポーズ)、いつになったらできるようになるんだろ…、
ヨガの勉強してても、全然理解できない…、
とか、成果でないなって思うときって、
もう、〇回、〇日、〇ヶ月、〇年もやってるのに!
って、自分の中のそれに費やした日数とか回数とか、人様の完成度合いで、
もう出来ててもいいはずなのに!
同じ時期に始めたあの子は、もうできているのに!
ってことは、私は向いてない!?
無駄な努力なのか?やめたほうがいいのか?←ネガティブw
って、なっちゃうんだけど。
でも、ワタクシ達が持っている種子は、同じじゃないんです。
種には個性があるのです。
そして、その種は然るべき時をちゃんと知っています。
たとえ、ワタクシにはわからなくても。
ワタクシはこう思うようになって、めちゃくちゃ気楽になりました。
別にすぐできなくていいや、と焦らなくなった!
でも、種は蒔かないと出てこないからそこ注意!
なにもしなかったら、なにも出ません。
(たまーに、どっかから飛んできた種が発芽することもあるけどもw)
あと、水やりとかやめると発芽の可能性がぐっと下がるので、やっぱ成果を出したいなら地道に続けることが重要だなって思うのです。
気長にいきましょー
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