ギリギリになりましたが感想書きます。
この本ですね。
書店で見かけて気になったので読んでみました。
心理学は学生の頃から興味があってたくさん本を読んできたし、セラピーも受けたり勉強してきて。
金融については、不動産や銀行、貸金業で勤めた経験といくつか資格も持っている、と両方それなりに経験や知識がある中で、その両方について書かれた本は非常に興味を惹かれました。
お金についての知識と心理的な側面から書かれているのが面白かったです。
金融教育は遅ればせながら日本も始めた訳ですが、それが早急に必要なのは大人の方だと思う。
本に書かれているお金の価値観ワークも面白かったです。
記載の通り、親や養育者からの影響を強く受けていると思う。
この本を読んで改めて思い直したのは、うちは貧乏で私も子どもの頃からお金に苦労してきたと思っていたけれど、そうでもない部分もあったなということ。
持ち家だし、祖父母が作ったお米が大量に送られてきていてそれで育ったし、母が入院した時も祖父母が援助したらしいし。
そう、それは大人になってから知った。
自分の子どもの頃の印象というのは、頭の良い私立受かったけど家のことを考えて行かなかったし、中学の卒業旅行のディズニーも家に遠慮して行かなかった。
専門も自分で卒業してから返すからと奨学金で行ったし、成人式は祖父母からもらったお金でドレス買って参加した。
袴や着物なんて着たことない。それらを用意することすら親は考えてなかったと思う。
両親のどちらともの祖父母からはいろいろもらったけど、両親はほんとダメだなと思う。
母が入院してから家庭崩壊して弟から暴力始まって、そこから逃げて一人暮らししてる私に父からお金の無心されたり。
奨学金は払ってたからね。
お金について教育もしないで、ただあげるだけじゃいかんのよと思う。
そのおかげで独り立ちもできてない奴らがイキって子ども作って持ち家建てて。
それも当時は「30代前半で持ち家建てられるなんてすごいんだ」みたいなこと言われてそうなんだと思ってたけど、両方の祖父母からかなり援助されてたらしいからね。
でも自分の子どもらには自分達が受けてきた援助はできないわけじゃん。
社会出て働いてみたら、いかに勉強が大切かなんてわかるのに子どもの教育資金貯めないしさ。
子どもの頃はわからなかったけど、いかに自分の親が無知で無能でバカな奴らかってことが最近嫌でもわかるようになってきた。
ほんと生まれてきて残念だわ。
こういう頭の悪い人たちからの影響を大いに受けてると思いました。
祖父母にはよくお小遣いやお年玉もたくさんもらったし、彼らのお米で育ったので感謝してるけど。
まあ、甘やかして育てるとよくないんだなとは思いますね。
ただ、そういう恨みつらみをいつまでも持っていても仕方ないので、彼らのことは許さないし面倒見たりも一切する気はないけど、余計な影響は緩和させて少しでも幸せに生きられるようにはなりたいと思いますね。
本に書かれている精神疾患持ちで薬も飲んでる人なので、気を付けながら少しずつワークもやったりしています。
金融教育や資産運用、ライフプランなどについても書かれているので面白いです。
お金について余計な価値観は特にないけど知識がない人は知識をつけて実践すればいいと思うし。
私のようにFP、証券外務員、貸金業務取扱主任者など持ってて金融業で長年勤めててもこのザマな人はセラピーが必要かも知れないし、心理的な面が解消されればお金の面でも変化が出てくるのではないかなと思いました。
とても良い本なのでおすすめですね。
私も何度も読んで理解を深めたいと思います。