冬になると雪面に1本すっくと立って目立ち、それも あまりにすっきりした樹形のため、ずっと気になっている木があります。今日は思い切って雪の壁を登り根元まで行って観察してみました。

想像はしていましたが、やはりハンノキ(カバノキ科)でした。少し前まではもっと小枝が透けて見え、さらにすっきりした感じでした。
最近は、垂れ下がる雄花の花序が見事に大きく長く成長し、花簪(かんざし)の趣さえ感じるほどです。

木の下の雪面は、花粉症のもとになる大量の花粉が散って、一面淡く黄色になっています。花粉症の自分ですが、興味が先にたち触ったり振ったりしてみてもくしゃみは出ませんでした。
この木はかなり前に、木の中ほどの所で芯を切って成長を止めたらしく、その部分から一斉にひこばえが伸びて、このような幾何学的?な樹形になったようです。
ここの木はたまたま何かの理由でこの1本だけが残されたのでしょうか。近くを通るたびにほっとするような気持ちになります。





