先日、積雪が1メートル少しまで下がってきた里山で、双眼鏡で樹木を観察していると、ピンポン玉くらいのこげ茶色の小さな塊が、たくさん木からぶら下がっているのが見えました。
 距離は約100メートルもあり、双眼鏡を通したスケッチをして下山。帰宅して早速図鑑などで調べましたがいまひとつ判然としません。
 
 
 どうも気になるので、翌日曜日にまた出かけ、トレースから外れて雪の急斜面を腰まで埋まりながらその現場まで下りてみました。
 
 
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 イワガラミ(岩絡み) がミズナラの木に絡み付き、無数のドライフラワーのような花がらをぶら下げているのでした。花は時々遠くから見たことがありますが、花がらが落ちずにドライフラワー状態になったイワガラミの実をまじまじと見たのは初めてです。
 
 
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                           Stillman&Birn SM / C.W&N
 
 薄くなった装飾花の付け根には、かすかに赤みを帯びる花柱を残して種子を飛ばし終えた果実が見えます。ツルアジサイと違い、鍔片が1つということも所々識別できます。
 今は枯れ果てた寂しげな姿ですが、花の時季には遠くからもよく目立ち、ガクアジサイに似た美しい花をおもい浮かべながら、揺れる木の上でのスケッチでした。