午前中のいい天気は、高層の気象データーからは午後3時頃まではもつだろうと、小千谷市の高場山に出かけました。
 
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                                         12時の5600m付近の湿数予想図(09h発表)
JR上越線や国道17号の小千谷や川口あたりから独特の山容で目立つ山です。今までに積雪期に何回か登ったことはありましたので、今回は冬井という集落からゆるい尾根を登るつもりでした。しかし、取り付きには立派な杉林が立ちはだかっています。花粉症が気になりここはパス。結局いつもの戸屋集落の入り口から登ることにしました。
  
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 雪面には人の踏み跡はまったくありません。地図と磁石とカンをたよりに登っていると、突然スノーシューが壊れ、ほぼ全行程つぼ足で歩くことになりました。低い里山ですが結構消耗して、山頂には予定より1時間遅れの到着。
 

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 頂上は雑木が雪の下で、何もない雪の広場でした。さすがに1等三角点の山、360°の眺望はすばらしいの一言です。
 
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スケッチでも始めようかと道具を出すと、西の空が不気味なほどに青黒く、千切れ雲も飛び始め天候悪化を知らせています。あの暗さからは、よほどの高さまで積雲が発達していることが想像されます。雷を想定し、念のため沢筋の方へ少し下がり、ユキツバキの茂みに隠れるようにしてお茶としました。
 
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                                  12時の5600m付近相対渦度予想図(09発表)
 
 やはり、20分くらいたっての14時17分、猛烈な雷とみぞれが横なぐりに吹きつけ始め、雷も聞こえないくらい風が唸ります。
 いくら待っても一向に雷と風雨は弱まる気配がありません。雷の危険を少しでも避けようと、尾根をたどった登りより少し低めにコースとりながら、ピッチをあげて下山しました。
 
 今日の登山は、観天望気と地図の読図力、防寒暴風等の装備の見直しなど、いい勉強になった里山歩きでした。おまけに、麓で
土産にたくさんの食べごろのフキノトウを摘んでくることができました。

 

 
 冬囲い外し作業の続きはまた後で、と午後御嶽山に行ってきました。
 知人の情報から、正規?の駐車場下の道路の除雪が1日に終わったとのこと、人間やはりだめなもので、車が行けるとなると、矢張りあの雪原を歩かずにぎりぎりの所まで車で行ってしまいます。
 登山口での残雪は、実測1m15cm。
 

 

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 山は日曜日にもかかわらず、不思議なことに人っ子一人見えず、妙に静かな残雪の里山でした。

 

 
   ようやくここ雪国にも春がやってきました。今朝の庭の積雪はわずかに60センチ。1日に3~4センチくらい積雪が下がり、これからは8センチくらいとピッチが上がっていくことでしょう。例によってカワラヒワもさえずり、ツバメも元気に帰ってきました。
 
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 冬、日本海側のこの豪雪地帯の当地、連日雪に降り込められていると無性に青空と緑が見たくなり、太平洋側に写生に出かけたことがあります。
 
 上越新幹線でわずか10分もしないうちに県境の大清水トンネルを抜けると、吹雪の世界から茶色と緑の風景に視界が切り替わります。いつもながら不思議な感覚を覚えます。
 

 

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                 神奈川県南下浦町  WHITE WATSON F2 / W&N.C
 
レンタカーで太平洋の海岸沿いをまわり、タンポポやスミレが咲き乱れる道端で、潮騒を聞きながらスケッチをしていると、ほんとにこれが狭い日本かと思うくらいの感慨がこみあげてきます。
 後ろ髪を引かれる思いでの帰りはこの逆で、川端康成の「雪国」の情景そのものです。

 

  間もなくこの魚沼の地で、梅も桜も何もかも一緒くたに咲き出す、百花繚乱の春が始まります。
 
 
 
 ここ魚沼市の里山・昨日の御嶽山の頂上は積雪1メートル、気温は3.5℃とだいぶ暖かくなってきました。
 
 それでも、北よりの風が汗をかいた体にはとても冷たく、山頂の避難小屋で暖をとることにしました。
  
   小屋の中でほっとしてスケッチをしていると、なぜか急に眠くなり絵筆をポトリと落としてしまうような有様。
 
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                                 Stillman&Birn  14X22 W&N.C 
 
 こんな所で寝入ってしまったら・・・と思い外を見ると、1時間ほど前はよく晴れた穏やかな春山風景でしたが、今や全天が厚い高層雲に覆われ、40キロ西の山々もすでに見えなくなっています。天気が急変しているようでした。
 
   登りの途中で会った顔なじみのMさんが、「天気が下るから自分も(途中で)下る」と引き返したのを思い出しながら下りを急ぎました。

  今日現在当地の積雪は80センチ。昨年ほどではなかったですが、今年も少雪(最深積雪でもわずかに1m50cm)でずいぶんと生活がしやすい冬でした。

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                  WHITE WATSON SM  / C. W&N

 昨日のこの里山での雪は1m余、地元の山の会の皆さんにより毎日道付けとやせ尾根での安全のために除雪がなされ、懐かしい土がかなり出ていました。      
 いつものカモシカの「出迎え」はなかったですが、マンサクがたくさん咲き、ネジキの赤い小枝の先にはつぼみがふくらんできました。それでも、雪の中で立ってスケッチをしていると、汗をかいた体が寒くてたまりません。

 雪の降り方が今冬と似ている過去10年(回)のアメダスデーターから、今日から雪がなくなるまでの日数を調べてみました。
 最長で18日め、最短で13日目だったことがわかりました。単純にこれから予想すると、今春の当地の雪消えは、4月の5日から10日の間、中間をとって4月7日(2012年は4月25日)頃でしょうか。

 大地から雪がなくなると急速な気温の上昇とともに、万物が一斉に躍動し始め、まるで爆発するようなあの魚沼の春がやってきます。