毎年この頃になると、残雪の越後三山とまぶしい新緑、それにこの草原の赤いヒメスイバのコントラストがいかにも初夏という雰囲気で、好きな風景の一つになります。
前の晩、ちょうど絵を始めた10年前の5月21日に描いた絵を眺めながら、もうちょっとこのへんにあの色が、緑と全体の色調はもっとこうして、などと思いが膨らんできました。
緑色など色の扱いも何も知らない頃の絵を見て、翌日リベンジするような気持ちで勇んで出かけました。

WATERFORD F6 / HOLBEIN
近年、急に公園などあちこちに広がり害草といわれるこのヒメスイバ。ここでは意外と広がっていませんでした。三山の残雪の雰囲気は素晴らしいが、PM2.5のせいもあってか景色は何かいまひとつスカッとしない。どうもイメージしてきた雰囲気と少し違います。近い所ですから、また頃合を見て出直すことにして帰りました。
ヒメスイバ(タデ科)は、ヨーロッパ原産の帰化植物、小型のヒメスイバ(姫酸葉)といことらしい。性質は強く群生しやすく、シュウ酸を含むため家畜が食べないので、牧草地では害草として嫌われているということです。
でも、これが沢山集まると、花期には花(実?)が色づき、地面一帯が赤く染まり紅葉かと思うような見事な美しさです。




