東京都立農業高等学校の服飾科の「パーソナルカラーの特別授業」へ行ってきました! | 色彩活用研究所のブログ

みなさま、こんにちは。
色彩活用研究所の河原京子です。

三寒四温とは言ったもので寒い日が数日続き、
その後には春を予感させる暖かな日がやってくるのに

また寒くなる、その繰り返しの今日この頃です。

そんな春が待ち遠しい中、私と金子講師は
東京都立農業高等学校の服飾科

「パーソナルカラーの特別授業」
へ行ってきましたのでその報告をさせていただきます。



こちらの学校は都内で唯一の服飾の専門学科をもっていて、
そんな専門性があることからマスコミに取り上げられることも

あるそうです。
高校一年生から学生たちはファッション色彩3級の勉強をして、
色彩の基礎をしっかり学んでいます

特別授業は1時間目から4時間目まであります。
それぞれにチャレンジポイントがあり、
それをクリアすべく取り組んでもらいました。

まず1時間目。
「パーソナルカラーの4グループの色を見分ける」
ここでは、色彩学の基礎である無彩色と有彩色、
色の三属性の質問を投げかけたのですが
みなさん、ばっちりと声出しして答えてくれました

リアクションが最高です(ぐー)。
4シーズンの特徴を三属性を交えて講義し、
4シーズンのカラーカードを切りはりしてもらいました。
みなさん手早くて驚きました

次に2時間目。
「P.I.とは?色素に基づいた自分らしさを知る。」
ここでは自身の持っている色素をセルフチェックしていきます。

生徒たちに自身でチェックするヒントをあげながら
肌、髪、瞳、日焼けしやすさは
第一印象は
をチェックしてもらいました。

なかなか1人では分からない、
人との違いも友達同士で比較して、違いを知ってびっくり
こんなに一人一人に違いがあるのだということが
分かって驚きだった様子です。
これこそが、自分の魅力を引き出してくれる要素なのです。

3時間目。
「似合う色を知る!色素と似合う色のつながり、4シーズン色の特徴」
いよいよドレープを使って、似合う色を見つけていきます。
まずは生徒にモデルになってもらい、ドレーピング。



似合う色の見つけ方をデモンストレーションしました。
2人目のモデルの時にはアシスタントもやってもらい、
自分たちで診断するノウハウを伝えました。

生徒たちは「この色、良い~」
「あれ?これはさっきより顔が暗くなった~」
などナイスリアクションですさすがセンスがありますね~
色が良く見分けられていますし、習得が早いです

4時間目。
「似合う色を使って、なりたい自分を演出する」
自分のパーソナルカラーや得意な傾向が分かったところで、
なりたい自分像を似合う色を使って描いていきます。
さすが!服飾科の生徒さんたち!ためらう時間もなく
サラサラとデッサン画を描き始めます!本当にびっくり~。



私は「本当に絵が上手ね~」
「こんな風に思っていることが表現できたら幸せ~」と感心しきり。

有名デザイナーはこのような環境から生まれるのですね。
全員時間内に描きおわり、授業はあっという間に終わりました。
終始楽しそうにリアクションも良く参加してくれたので、
講師の私たちもやりがいと達成感を感じました

毎年、この特別授業を受けて彼女たちの先輩方が
パーソナルカラー検定を受検して見事合格しているそうです。

ぜひ、みなさんもその合格の仲間になって欲しいと
案内して授業は終了しました。
来年もまた特別授業を担当したい~と思う楽しい1日でした

東京都立農業高等学校