旧水戸街道~我孫子から取手へ【後編】~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は朝から曇り空で、日差しが無いので猛烈な暑さにはなりませんでしたが、気温が上がらないわりにはムシムシと不快さを感じる暑さでした(^^;

さて今日の記事は、我孫子から取手を目指した「旧水戸街道」の後編です!

前回の記事の最後に載せました「柴崎神社」に続いて、隣接する「円福寺」さんにも立ち寄りました(^.^)


境内のお堂に「第五十五番」という札が掲げられていましたので調べてみましたところ、我孫子市、取手市、柏市にまたがる「新四国相馬霊場八十八ヶ所」という霊場巡りがあるそうで、その「五十五番札所」ということのようです!


今年の4月に北総線沿線を「ぶらり」した時には「印西大師八十八ヶ所巡礼」の札所の一部のお堂を拝見する機会がありましたが、八十八ヶ所巡りはいろんな所にあるのですね!?

「第五十五番」のお堂の隣のお堂には「鯖大師様」がいらっしゃいました(^人^)

ところで画面に写っている横棒はお堂の扉の桟なんですけどね・・・

ホントはもっと近づいて、桟の間から拝見したかったのですが、お堂の柱に「ハチがいます ご注意ください」という貼り紙があり、実際にハチの羽音がブンブンしていたため、少し離れた所からへっぴり腰で撮影したので桟が写っちゃったのでした(^O^;タハハッ!

マップを見ると円福寺さんの奥に「東源寺」というお寺が表示されていましたので行ってみますと・・・

六地蔵ならぬ七地蔵様がいらっしゃいました(@。@)

7人いらっしゃる謂れは分かりませんが、いわゆる「六地蔵様」って背格好が同じようなお地蔵様が並んでいることが多いですけど、このお地蔵様たちは背丈やお顔の様子など、それぞれ違っているのが興味深かったです!

街道に戻って道中を続けると、蔵と思しき建物の軒下に屋号の印が掲げられた建物がありました!


↑のお宅の他にも旧家らしい板塀や門構えのお宅が多く、昔からの農家さんなのでしょうかねぇ!?


蔵や板塀など、旧道らしい風景を楽しみながら進むと、やがて現在の水戸街道であります国道6号線に合流しました!


旧道の風情とは打って変わって、相変わらず交通量が多いですなぁ(^^;


それでも国道の向こうに田畑が広がる眺めは、東京近郊の田園風景という感じでしたよ(p_q)


国道6号線に合流してから600mあまり歩いた所で、旧道は再び国道から離れて住宅地に入りました!


静かな住宅地を歩いていたら、前方からトラクター登場~(^^)

↑でご紹介した通り、国道に沿って田畑が広がる土地ですので、トラクターとすれ違っても不思議はないですね(^_-)-☆

やがて街道は利根川に至り、江戸の頃には「渡し」があったのでしょうけど、例によって「渡し」の前後は旧道が残っていませんので、国道6号線に戻り現在の渡河手段であります「大利根橋」を渡ります!


大利根橋は全長が1,200m以上あるのですが、ご覧の通り広~い河川敷を超えていきますので、実際に川の上の部分は160mあまりなのですよ( ´艸`)


ようやく川の上にたどり着き、「渡し」はどの辺りにあったのかなぁ・・・なんて思いながら川面を見下ろしました(p_-)


橋を渡り切った所はすぐに取手市街でして、もう少し進むと「渡し」で渡ったはずの旧道と合流できるのですが、この交差点が取手駅に近く、次回の道中再開のポイントとしても分かりやすいので、この日はここで「道中終了」としました!