唐沢山城~続日本100名城【後編】~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

散歩おじさん地域で今朝7時前から降り出した雨は一日中降り続き、昼ごろにはかなり雨脚が強まった時間帯もありまして、梅雨入り発表に相応しい(?)と言わざるを得ないような空模様でした(^^;

さて記事の方は栃木県佐野市の「唐沢山城」の続きです!

参拝順路に従った結果、神社がある本丸跡に先に登城することになりましたので、後編では「二の丸」から「三の丸」へと下っていきたいと思います!

前回の記事の最後に、二の丸から本丸へ登った所に築かれた石垣を載せましたが、逆に二の丸から本丸を見るとこんな眺めです(p_q)

鳥居の前に見える階段とスロープなどは無かったでしょうから、攻城軍が仮に二の丸まで落としたとしても、そこから本丸へ上がるのは容易じゃなさそうです(^^;

 

鳥居の左側に見えるブルーシートの下も石垣でして、どうやら修復か何かの工事中だったようです!

 

なお、この画像を撮っている散歩おじさんの背後が「三の丸」ですので、本丸、二の丸、三の丸が直線的に並ぶ「連郭式」の城であることが良く分かりました!

そして↑の画像の右側の石垣から連なるのが、高さ8mを超える「高石垣」です(@。@)オォ~ッツ!

この石垣は安土桃山時代のもので、関東地方の城としては珍しい豊臣方の石垣技術で組まれたものだそうです!

高石垣を眺めつつ、いったん本丸の前まで戻りますと社務所(画面左の白っぽい建物)がありまして、「続日本100名城スタンプ」はその入り口で押したのですが、入り口に注連縄がある奥の建物の辺りには、本丸の南に当たることから「南城(なんじょう)」と呼ばれた曲輪があり、蔵屋敷や武者詰があったとされているとのこと!


その南城跡の南端からは、天気が良ければ東京の高層ビルが見えるのだそうですよ(p_q)


南城跡から下りますとこちらが現在の「三の丸」でして、画面右上が「二の丸」という位置関係です!

画面の上に写っているのは藤棚で、白藤が咲くのだそうですよ(^.^)

三の丸から二の丸を見上げてみました!

画面中央やや上にブルーシートのような物が見える所が二の丸ですので、ここの高低差もかなりあることがお分かりいただけると思います!

三の丸の下にも石垣が残っていましたよ!


「天狗岩」は城跡に入ってすぐの所にあって、眺望が良いことから周囲を見張る役割を果たしていたとのことですが、城跡見学を先にしたため、最後のご紹介になります!

画面右の石段を登った先にある、「狭くて急で足場が悪い」という三拍子そろった坂を慎重に登りますと・・・

上の方には、地殻変動とか隆起というような言葉が連想されるような岩盤がむき出しになっていました( ゚Д゚)


岩の天辺はご覧の通り、狭いうえに岩がゴツゴツして足元が不安定なのですが、ヨイショと登って恐る恐る立ち上がって見ましたら・・・


こりゃたしかに「見張り」にうってつけの眺望ですねぇ(p_q)

午前中に訪れた金山城にも眺めの良い所があったのですが、残念ながらこの日は雲が多く遠景が霞んでいたので、視程の良い時期・・・できれば冬・・・に再訪してみたいと思いました(^.^)

・・・ということで「続日本100名城スタンプ」を無事にGetして、「唐沢山城攻め」を終了しました(* ̄0 ̄)/ エイエイオ-!!