今日の散歩おじさん地域は予報通り一日を通して本降りの雨で、午後にはかなり雨脚が強まる時間帯もありました!
いま散歩おじさん家の辺りはほぼ止んでいるので、できればこのまま天気が回復に向かって欲しいです!
さて今日の記事は6月上旬に行きました、群馬県太田市にあります「日本100名城」の一つ「金山城」です!
城跡に行く前に金山城のことを勉強するべく、まずは「史蹟金山城跡ガイダンス施設」を訪れました(^.^)
城跡のガイダンス施設としてはなかなかモダンな建物の施設で、いろんな展示方法でお城の歴史や構造などを学べますヨ!
模型などはお城の様子を俯瞰的に見ることができて興味深かったです!
別の模型の門の下には「ここから奥をのぞいてください」と書かれてましたので、ご指示通り覗いてみますと・・・(p_-)
門の中も細かく作られていました!
ガイダンス施設でのお勉強を終えたら、車で城跡の駐車場を目指します!
山城である金山城は、本丸が標高230mほどの所にあるのですが、途中まで車で行けたのはありがたかった~(^.^)
駐車場から北東方向にある本丸に向かう前に、反対方向すなわち南西へ100mほどの所に「見附出丸跡」がありましたので、まずそちらへ行ってみました!
本丸から南西方向へ直線距離にして700mあまり、高低差70mほど下にある「見附出丸」は、城の南西端に位置し、ご覧の通り視界が開けており、「見附」の名の通り敵の動向を監視したのでしょう(p_q)
見附出丸の土塁を城外側から見上げてみました!
高く築かれた土塁の上の出丸はかなり広かったですから、寄せ手を迎え撃つ城兵も大勢詰めていられたと思われます!
見附出丸跡からいったん駐車場まで戻り、さらに北東へ進んで本丸を目指します(* ̄0 ̄)/ エイエイオーッ!!
登り始めて間もなく、底の通路を石敷きにした「西矢倉台西堀切」がありました!
画像右側が↑でご紹介した見附出丸で、左側が本丸方向という位置関係ですので、寄せ手から見ると攻めていく方向に堀切が横たわる形となり、行く手を阻まれることになります!
金山城の堀切は岩を削って造られているそうなので、法面の岩はその痕跡なのでしょうね!?
西矢倉台西堀切から10分足らず進むと、「物見台下虎口」の石垣が見えてきましたよ(@。@)
虎口とは城の出入り口のことで、そこを守るために石垣が築かれたのですね!
石垣は野面積みで、大きな石の間に小さな石が詰められている様子も観察できましたよ(p_-)
物見台下虎口を抜け、石段なのか石垣の名残りなのか分からないような、大きな石が積まれた段を登ると「物見台」があります!
なお現在の物見台は元の物見台の遺構の上にそれ風なものが設置されていますが、再現したわけではないそうです!
物見台だけあって視界は良好!
この日は曇り空で遠景が霞んでいたのが残念でしたが、視程が良ければはるか遠くの軍勢の様子も良く見えたことでしょう(p_q)
物見台から下りて本丸に向かう途中にあった「馬場曲輪跡」には、石組の排水路が残っていました!
その馬場曲輪には石垣も残っていましたよ!
これまで散歩おじさんが巡った城は、「土の城」と呼ばれた千葉県の「佐倉城」など、土塁と空堀の城が多かったですが、金山城は石垣が多いのが興味深かったです!
後編ではさらに石垣などを見物しつつ本丸まで攻め上がりますので、よろしければ次の記事にも遊びに来てくださいな(^.^)