水戸街道~金町から馬橋へ①~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は、朝から降り出した雨が次第に強くなり、午後には雨戸を叩く雨音が響く荒れ模様の天気となりました!

さて今日の記事は、3月上旬に歩きました「水戸街道」の旧道歩きです!

 

 

今回は「金町駅」近くの、こちらの交差点から道中再開ですヨ(^.^)

上に見えているのは現在の水戸街道(国道6号線)の高架部分でして、この辺りは300mほど亀有側にある信号から高架になっていて、そのまま江戸川を渡る橋に繋がりますので、金町駅付近を通過する車は高架を通って進みます!

やがて見えてきた行き先表示を見ますと、国道6号線は大きく右へカーブしていて、左へ分岐して「水元」の方へ向かう道が旧道です!


旧道に分岐してすぐに、街道から200m足らずの所にあります「金蓮院(こんれんいん)」へちょいと寄り道(^^)


境内には葛飾区の天然記念物に指定されている、樹齢400~450年と言われる「ラカンマキ」の巨木があります(@。@)

見上げると樹高も高いのですが、木の天辺まで入れられるように下がれるスペースが無かったのが残念~(^^;

街道に戻って歩き始めると間もなく、道端に小さな石碑があり、表面には「龍神使姫」の文字が刻まれていました(p_-)

由来などサッパリ分かりませんが、ペットボトルの飲み物が供えられていましたので、今でも手を合わせる人がいるのでしょう(-人-)

どうでもいいことだけど、奥に見えるポストはなんで横を向いてるんだろうねぇ(^笑^)

「龍神使姫」の石碑から100mあまり進めば、「葛西囃子」発祥の地である「葛西神社」に到着です!

こちらは、昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせて京成電鉄が開催した、家康ゆかりの地を巡るスタンプラリーの際にも訪れたことがあります(^.^)

葛西神社から7分ほど進んだ所にある「光増寺(こうぞうじ)」には、「舟形地蔵・道標」がありました!

説明板によれば、お地蔵様のお体の左側に「そうか迄二里半」、右側に「ミキいわつきしおんじミち」と彫られているそうですが、肉眼ではちょっと確認が難しかったので、拓本を採るか何かして読み取ったのでしょうかねぇ!?

光増寺さんから先は江戸川の改修工事のせいで、旧道を辿ることはできないそうなので、止むを得ず土手に上がって進みました!


きっとこの辺り、昔は田畑が広がる中を水戸街道が通っていたんだろうなぁ・・・、と思って眺めましたが、ご覧のような状態なので、当時のことを想像するのはなかなか難しいです(^^;


江戸川の上流方向へ、光増寺さんから直線距離で1.2kmほど進みますと、「金町関所跡之記」という石柱がありました!

この辺りは「金町御番所町」と呼ばれていて、関所には明治2(1869)年まで4名の関所番がいたのだそうですよ(@。@)ホホォ~!

その後、明治末期に行われた江戸川の改修により、御番所町の一部は拡幅された堤防の下となってしまい、関所は現在の河川敷一帯だったと推測されているのだそうです!

・・・ということで土手に上がってみれば、現在の河川敷はゴルフ練習場になってました!

場所は定かではありませんが、川沿いのどこかに関所の建物があり、その先に松戸側への「渡し」があったのでしょう!?