水戸街道~金町から馬橋へ②~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は朝から日差しタップリで、午後にはウインドブレーカーでOKなくらいまであたたかくなりました!

さて記事の方は3月上旬に歩きました「水戸街道」の続きです!



前回の記事の最後には「金町関所」があったと思われる一帯の河川敷の画像を載せましたが、残念ながらその場所に橋が架かってないので、200mあまり下流の葛飾橋を渡りました!


例によって渡し舟に乗ったつもりで、川の中ほどから上流方向をパチリとね(^_-)-☆


松戸側に渡ってからは、かつての旅人が舟で渡ったであろう地点まで、上流方向に戻ります!


川が大きく蛇行している関係で、金町側よりはるかに長い500m以上の距離を歩いて、ようやく金町関所の対岸と思しき辺りにたどり着きました(^^;

それにしても、荒川を渡った時も、本来の旧道に架かる橋が無く、今回よりさらに遠回りして橋を渡ったのですが、旧日光街道を歩いた時は旧道にも橋が架かっていたので、回り道することは無かったんですよねぇ(;´・ω・)

旧道の周りの町の発展の仕方なども違うのでしょうけど、前回の記事でご紹介した金町関所跡の周辺の様に、旧道の名残りすらなくなっているというのは寂しいです!

金町関所の対岸で土手を降りると「是より 御料松戸宿」の石碑があり、旧水戸街道であることが確認できました(〃´o`)=3

松戸宿の前後境には、「傍示杭」と呼ばれる境界を示す杭が建てられていたそうで、その杭にどのような文字が書かれていか、正確なところはわからないそうなのですが、残っている口承などから「御料松戸宿」などと書かれていたと推定されていることから、それらのことを記念し記憶するために、この石碑が建てられたのだそうです(@。@)ナルホドォ~!

因みに本来の杭は木製で、もっと川寄りの河川敷に建てられていたのだそうですヨ!

・・・ということで、石碑から町の方へ向かって歩き出したこの辺りも、松戸宿の中だったわけですね(^^)


さらに宿場の中心へと向かう通りに出ると、遠くまで街道が真っすぐ伸びる様子が、かつての宿場であったことを伺わせます(p_q)


街道脇に「松龍寺」というお寺さんの立派な門柱がありましたので、お参りに立ち寄りました!


参道の途中を横切る川では、見頃の河津桜が迎えてくれましたよ(*´ω`*)


趣のある山門は江戸時代後期に建築されたと推定されていて、見るからに新しそうな白木の部分以外は、建築当初の物と推測されているのだそうです!    


境内の観音堂に祀られているのは、天明4(1784)年に近くの「籾殻塚(すくもづか)稲荷」の境内の籾殻から現れた聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)だそうです(@。@)ホホォ~!

毎年8月10日の四万六千日(しまんろくせんにち)の縁日には、種子が多いとうもろこしが雷除けになるということから、門前参道に「とうもろこし市」が伝わっているそうです!

鐘楼の台の部分が自然石を積んだような造りで、石仏様や石碑が建っているのが興味深かったです!