鉢形城~日本100名城~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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今日の散歩おじさん地域は、日中の「青空&もくもく夏雲」から一転、夕方にはほぼ全天が雲に覆われ夜には短時間でしたが本降りの雨となりました(@。@)

明日の予報は「曇り」となっているけど、もう降らないのかな?

さて今日の記事は「日本100名城」めぐりで、この度は埼玉県の「鉢形城」です!

館内が撮影禁止なので画像はありませんが、画面左奥に見える「鉢形城歴史館」でお勉強してから城跡を散策しました(^.^)


鉢形城は戦国時代の平山城で、荒川と深沢川に挟まれた天然の要害に築かれたのだそうです!

まずは「三の曲輪」を目指すと、高~い土塁がありました(@。@)


高い土塁を見上げつつ回り込むと虎口には四つ足門と塀が復元されていまして・・・


門をくぐって驚いたことには、↑2枚目の土塁の内側は石積みになっていたのですよΣ(・ω・ノ)ノ!

「石積土塁」と呼ばれ、今ある石積みは発掘調査の結果を基に復元されたものだそうで、後の世のいわゆる石垣と比べると規模も小さく石積みの技術も見劣りするものの、「関東地方の石積技術の有様や石積を専門とする技術者の存在を示す貴重な発見(現地の説明板より)」なのだそうです(@。@)ナルホド~!

こちらは画面左側の「三の曲輪」と右側の「二の曲輪」の間の空堀です!


なお鉢形城では城内の区画を表わすのに「三の曲輪」とか「二の曲輪」という言葉が使われていますが、よく耳にする「三の丸」や「二の丸」と同じと思って差し支えないようです(^_-)-☆

城内に神社がありまして、現在は草に覆われて判然としないのですが、鳥居をくぐって進む参道の部分も土塁なのだそうですよ!


急斜面の上の平らな部分が「御殿曲輪」と呼ばれ、御殿曲輪を含めたこの辺り一帯が鉢形城の本丸にあたる場所です!


土塁の厚みがあるので、城兵たちがその上を動き回るのに差し支えないほどの広さがありますよ!


これは城跡の北の端近くにある「鉢形城地形模型」です(p_-)

手前の平らな部分が荒川、台地状の城の中を通る谷が深沢川で、二つの川がまさに堀の役目をしていたことが良く分かります!

城内めぐりの最終盤で深沢川の川面近くまで降りられる場所がありまして、こうして見ると木漏れ日がきれいで涼し気な渓谷なのですが、いざ合戦の時には渓谷の両側の急斜面を上り下りするのは、攻城軍にとって容易じゃ無かったろうなぁ・・・と想像しながら眺めてみました!


・・・ということで「日本100名城」の18番「鉢形城」のレポートでしたv(。・・。)イエッ♪